父孝行のつもり、みたいな

土曜日の昼、ちょうど練習場に着こうとする時に、父から電話。
諸々の話の中で、ハーモニカのコンサートがどうとか、こうとか。。
と言うので、「ハーモニカのコンサート?明日のこと?」
と、日曜日は大丸でハモソのミニコンサートあるし、夜はブラウニーで先生のライブがあるし、どっちかのことを言ってるのかしら???と
思っていたら、また確認して電話する、とのこと。
そしたらば、月曜日にまた電話がかかってきて、
「最近よく行くジャズバーにな」
と言うから
「何、ヌーヴォー以外にもよく行くお店あるのん。」
と、適当にちゃちゃをいれながら聞いておりましたら、最近、ちょこちょこ行ってるジャズバーの三周年記念の案内に、徳永先生が出演するって書いてあるのをみつけたから、連れて行ってやろう、ということでありました。

で、当日。
3月の最終日は忙しいけど、なんとか仕事を振りきって、超ダッシュで新地まで走りました。
それでも、父を待たせてしまいましたが。。
私を待っている間、ヌーヴォーのオーナーさんに出会ったとかで
「男の人が自分に向かって手を振ってる。。」
って思ったらOさんで、今日は娘とハーモニカの演奏を聴きに行くんだって言っておいたらしい。
お店に行く前に、割烹で食事をして、父のお酒のペースの速さに
この後、大丈夫かいのぉ。。と、すこーし不安になる私。

ちょうど良い時間になったので、本日の会場、インディゴブルーへ向かうのにお店を出たら、またもやOさんと遭遇。
今度は私も一緒だったので「ほら、正真正銘、娘と一緒でしょ?」みたいなw

インディゴブルーは小さなお店で、ホステスさんが皆さん、歌手です。
しかも、きれいな人ばかり。
入ったらちょうど初回の演奏が始まったばかりだった様子。
父とかぶりつきで演奏を聴きました。
先生のソロは2曲ほどで、後はボーカルと一緒に。
一人でアドリブ吹くならまだしも、ボーカルのバックで、って
邪魔にならないように引き立てるには、どないしたら良いのか、、
と思ってしまいます。ボーカルもハーモニカも素晴らしかったです。
ただ、父がお気に入りにしているボサノヴァを歌う人がいなかったみたい。
バーの演奏は、1時間に1回、演奏タイムがあって、休憩時間があって、の繰り返しで、2回演奏を聴きました。
お客さんのほとんどはハーモニカのジャズを聴くのは初めての人たちだったようで、拍手喝采だったのが、なんか誇らしかったのでした。
父は、先生の演奏って、もっと技巧的っていうか、技術を聴け、
みたいな感じかと思ってたけど、すごく清々しくて、すっと入ってきて良かった
と言っておりました。
休憩時間は、先生ともお話ししたのですが、父が相当酔っていたので、余計なことをしゃべらないか、隣でかなりドキドキしました。
これでは酔えません。とほ(><)
2回目が終わって、お店がいっぱいになってきたので、次に行くことに。
見送ってくれはった時、ママさんから
「今度は先生がいない時に演奏しにきてね~」
って言われましたw

インディゴブルーを出たその足で、ヌーヴォーに移動。
ちょうど一ヶ月ぶりでありました。
お店は人でいっぱいかなぁ?と言いながら行ったのですが、ちょうど演奏タイム
が終了したところか、団体さんが帰られるところでした。
3月31日の夜ということで、年度の〆の飲み会などがあったりしたのか、
他にも団体さんがいて、とっても賑やかでした。
次の演奏までしばらくあるかな、と思っていたのですが、座って飲み物に口をつ
けるまでもなく、Oさんから「スタンバイしてくれるかな?」と言われて、
「あれ、もうやるんですか?」とビックリしてたら、
「彼女はハーモニカ吹くんですよ~」って紹介されて
ハーモニカは珍しいから、そろそろ帰ろうかな、というお客さん達に、
聴かせてあげよう、と思われた様子。
今はもう、どこを切っても「いつか王子様が」しか出てこないので、
「いつか王子様が」を。エンディングをちゃんと吹けるようにならんとなー。
とはいえ、おじさまたちから非常にウケが良く、アンコールの声までいただいて、
困ったなーって思いながら「My Funny Valentine」
前回、途中でフレーズ忘れて吹けなくなったし、その後、とりたてて練習もして
なかったけど今回は大丈夫でした。最初のコーラスを吹き終わったら、
ちょっと安心したのか、笑顔になったみたいで
「あ、笑った笑った~ 笑ったらカワイイ~」
と、おじさまたちから歓声があがりまして、どんな怖い顔して吹いてたんでしょ(><)

見渡したところ、楽器やりそうな人がいないなーって父は言ってましたけど、
ドラムやトロンボーンを演奏する人がいて、私の演奏にトロンボーンで入ってくれたり、かなり新鮮でした。
全体的に1ヶ月前と比較して、今回はかなり楽に吹けた感じ。
この1ヶ月、それはそれは、猛・練・習、の日々でしたからね。
やっぱり練習量ウソつかない。

 嬉しかったのは、「盛り上げてくれたから」ってお店特製のビフカツサンドをくれはったこと。家に帰って開けてビックリ。ゴージャス!

3軒目も2回演奏を聴いて(参加して)帰ってきました。
父は相当酔っていたようです。
今日、電話をかけてきて
「昨日はかなり酔ってたわ!」だって。
どこまで記憶が残ってるんでしょ。