実家のワンコ

実家で飼っていたダルメシアンが亡くなりました。

ちょうど11歳だったのかな。
妹が結婚する時、母がペットショップで見つけて妹と入れ違いで家族の仲間入りをしたワンコでした。私も5年ほど前から実家を出てますから、現時点で実感はわかないのですけどね。

顔にできたコブを取ってもらう手術の予約をした頃、今も実家にいる一番下の妹がワンコをお風呂に入れていて、胸にゴリゴリがあることに気づいたそうです。コブの除去手術の際、診てもらったら癌だったとのこと。年内もつかもたないかでしょう、とのことで、抗がん剤治療しますか?と尋ねられたけど、もう歳も歳だからしません、と断ったそうです。

10歳を超えたので、死期も見えてきたな、というか、ボチボチ覚悟をしておかないといけない時期に入ったな、と離れて住んでいるとはいえ、私自身も思っていました。
手術後に一度実家に戻った時、ワンコはとても元気でした。というか、元気なうちに会っておきたいと思って、急いで帰った、というのが正しかったのですが。

手術をして1ヶ月過ぎ、父の誕生日頃から具合が悪くなり、母は覚悟を決めたそうです。とっても頑張っていたようで「そんなに頑張らなくていいよ」と声をかけていたとか。

明日、所用で実家に行く予定になっていました。妹が前のりで泊まりに来てるそうで、あと一日もったらアンタも間に合ったのにね、とのことでした。

ペットショップに迎えにいった時のことから、いろいろと思い出していました。
実家に帰っても、母の都合でペットホテルに預けられていていなかったこともあったので、明日実家に行ってワンコがいなくても実感できないかもだけど、淋しいですねぇ。
両親も歳なので、もう次のワンコを飼うことは、多分、もうないと思いますし。

ワンコと写真を撮っておけば良かったなぁ。ま、私の記憶の中では、いつまでも鮮明ですが。