世界の車窓から

世界の車窓から」のDVDブック アメリカ編を買ってみた。

シカゴからサンフランシスコ、3,900km
カリフォルニアゼファー号での大陸横断アムトラックの旅

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アメリカで学生をしていた時、列車で大陸横断をしたくて乗ったのが、まさにこのカリフォルニアゼファー号(California Zephyr)であった。
それも始発から終点、ChicagoからEmeryville へ。
ちょうど10年ほどになるかしら。
初めてのアメリカ一人旅で途中下車する勇気がなく、2泊3日、列車に乗りっぱなしだった。
学生の貧乏旅行なので、コンパートメントなんかに乗るわけなく、外国人用の乗り放題のレールパスを買って普通車での旅。ずーっと車窓から景色を楽しんだ。
特にロッキー山脈越えは、なんとも圧巻であった。
途中に魅力的な都市がたくさんあり、特にDenverあたりで一度降りたら良かったって思ったのだった。
途中駅の風景を見ながら、そんなことを再び思い出させたDVDであった。

カリフォルニアゼファー号のゼファーは、「西風」を意味する。
そんなアナウンスを聞いて「あ!」とまた別のことを思い出した。

あの時、ワシントンD.C.からNY(Metroliner )、
NYからボストン(Twilight Shoreline)、
ボストンからシカゴ(Lake Shore Limited )を経て
最後、シカゴからサンフランシスコに戻るのに、
カリフォルニアゼファーに乗った。

ちなみにサンフランシスコにはアムトラックの駅はなく、終着駅は、私のHNの元でもあるEmeryville。本ではエマリービルって書かれてた。
えーっと、エメリヴィル(最初のエにアクセント)なはずだけど。ま、いいか。

Emeryville駅の真ん前にあるアパートに最後の一年住んでいたのでチラリと写ったEmeryvilleの風景は、とっても懐かしかった。あの旅の時は、まだ学生だったのでEmeryvilleには住んでなかったのだけど当時から住人だった友人が私の到着を待ってくれてたのを覚えてる。

DVDでは、サンフランシスコのケーブルカーも紹介されていてこれまた懐かしい。。だった。

またいつか、ゆっくりと時間がとれる時期(引退後か?)になったらアメリカ横断の列車に乗ってみたいと思う。