女性専用車両、みたび

東京で女性専用車両が走り出した、ということもあって、雑誌や週刊誌で
女性専用車両に乗っている女性の実態」みたいな記事が賑わっている
昨今でございますが、各誌読んでみて、どれもこれも偏見というか、
曲解してるというか、なんだかなぁ、といった感想です。

女性専用車両じゃなくっても、車内でお化粧する人はするし、食事をする人は
するし、スカートはいてるのに足広げて座っちゃってる人だっている。
記事の中では「男性の目がなければ、こんなに女性はだらしないんですよ」
といった蔑みがそこここに見受けられて、記事を書いてるアンタも同じ
オンナのくせに!と思ってしまった。

女性専用車両の是非が問われているけど、本来的には、女性専用車両がなくても
安心して電車に乗ることができるというのが一番です。
でも、そうじゃない事情を作っているのは誰さ?と思ってます。
オンナがミニスカートをはいてるから、露出の高い服を着てるから、
なんて理由は通用しませんぜ。


話はちょいと変わります。
毎日、帰りは女性専用車両を利用しているEmmeryでございますが、
今日は月曜から仕事で頭がイカれてまして、自分の降りる駅が終着駅
であるにも関わらず、すんでのところで1つ前の駅で降りそうになりました。

立ち上がってしまった都合、駅に着いたら即、階段、という場所に
移動しようと女性専用車両から一般車両に移りました。
そしたら、あることに気づきました。
車内の匂いが違ったのです。

同じように女性専用車両で通勤している同僚が、女性専用車両と一般車両では
匂いが違う、と言っていて、そんなものかなぁ、と思っていたのだけど、
実際に体験してみて、その言葉に嘘がなかったことを知りました。
なんて言うんでしょうか、タバコの匂いに似たような、明らかに女性専用車両
は違う匂いがしてました。
日付が変わろうとしている時刻であり、かつ、終着駅間近だったので、女性専用
車両も一般車両も人はまばらであるにも関わらず、匂いが違っていて、
ある意味、カルチャーショックを受けました。

一般車両には男性だけじゃなくて女性も乗ってますけど、男性が多く乗っている
と、体臭が勝ってしまうのでしょうか。
最初から一般車両に乗っていたら気づかなかったでしょうが、移動してみて
違いに気づいて本気で驚いてしまったのでした。