早く言ってくれ

結婚してる妹君の誕生日で食事に行くのですが、それが決まったのは1週間以上前。
そこから何も音沙汰がなかったので、てっきり、自分の行きたい店があって指定してくるのだろうと思っておりました。

昨日の晩、それもかなり遅くに父が一言
「パスタのおいしいイタリアンが良いねんて。」

なんでそんな話が今頃になって私の耳に入るんじゃっ(# ゚Д゚)
もっと早くに分かっていたハズやろッ(# ゚Д゚)

「意識してない常日頃やったら、あー、あそこの店、今度行ってみたいなー
とか思うけど、こういう風に言われると思い浮かばんもんやなー。」
などと、父はとっても優雅に笑って話を続けていた。

「パスタのおいしいイタリアンって、急に言われても。。キタか?ミナミか?」

「さぁ、訊かんと分からん。」

そこから私の奔走が始まったんである。
だいたいやねぇ、「ちょっと変わったフレンチ」とか「中華らしい中華」とか「あまり気取りのないフォーマルすぎないイタ飯」とか、いっつも食事をすると決めてある前日の晩とか当日に私に言うなっての。
私も食べ歩いてる人ではないので、店は知らないんだから。(彼氏がいた頃は、あちこち食べに行ってましたけどねー)

とりあえず妹君にメールして、場所の指定があるのか、行きたい店があるのか、などと尋ねたところ
「店知らんから、6時半で頼んだ!」
の、一言。

あのさ、自分の誕生日に自分が行きたい店を自前で探せないのなら、もっと早くに相談してくれないかな、妹君よ。。

ってな訳で、ワタクシ、昨晩から妹君の誕生日を祝うにふさわしい「パスタのおいしいイタリアン」の店をいろいろと調べておりました。(というか、「個人的に行ってみたかった店」になるのだが)
誕生日のお祝いでおいしくないお店を選んでしまったら致命傷。。
お金を出すのは父なので、予算に糸目をつけないで良いのが幸い。

前にイタリアンで予約を取るのに、とってもとっても苦労した経験があるので5、6軒見繕っておいて、朝からイチかバチかで本命に電話をしたら
「お席ご用意できます♪」
のお返事をいただき、安心しました。
今日は台風が来るから夜にでかけよう、と言う人が少ないのかも?
本日は誕生日のお祝いのディナーであることを恭しく告げて予約完了。

後は、妹君にご満足いただけるディナーとなることを祈るばかり。(自分で店を選べないくせに、好き嫌いが結構ある難癖だけは多い人なのだ。)

<追記>
お祝いの宴?は盛況でした。妹君から
「こういうちょっと変わったパスタを食べたかってん!」
の声があがった時、あぁ、お店選びが成功したんだと、しみじみ私も嬉しくなりました。
妹君のみならず、参加者全員から
「今日は何を食べてもおいしかった」
「今度は自腹でもこよう!」
「次の誕生日祝い(いもーとちん)もここでやるか?」
などという声を聞いた時には私も感涙。。(と書くと大袈裟すぎか)
うまく相手のツボにはまったもてなしができた時は最高ですね^-^