電車男 舞台版

シアター・ドラマシティで「電車男」を見てきました。
これで、映画、ドラマ、舞台と全部制覇してしまいました。

電車男は、武田真治
エルメスは声のみで、優香。
実際に舞台にでてくるキャストは全員、男性でした。

舞台ではどうやって再現されるのだろう、と興味津々でしたが、
ドラマでも映画でもない生の臨場感とアドリブ感一杯の楽しいものでした。
パロディやご当地ネタがたくさん盛り込まれていて、最後に
出演者も言ってましたが、すっかりコメディになっておりました。

電車男の武田クンは(ここでは敢えて武田クンと呼ばせてもらおう)
舞台を見るまでは、電車男を演じるには歳いきすぎなんじゃ?と
思っていましたけど、実に良かったです。
 → って、アンタ、武田クン目当てで見にいったんじゃ?

ヲタ姿の時は、こんな人がいたら本気でひいちゃう。。なくらい、
作り込まれていて、変身前後のギャップは、映画、ドラマ、舞台と比較してみて
武田クンが一番落差激しいと思います。だからこそ、変身後の彼は思わず
「ほおぉ〜。。。」と声が出てしまう出来で、とってもとってもステキでした。
スレの住人の毒男たちも、みなさん、ほんっとに良い味だしてました。
電車男が主役だけど、毒男ぬきでは成り立たないですから。

舞台を見にいくことがほっとんどないから、よく分からないけど、映像と
お芝居がオーバーラップしていて、なかなか面白いつくりになってました。
武田クンが舞台から降りてきて観客をエルメスと見立ててと絡むシーンがあり、
至近距離で彼を見ることができたのですが、ため息のでるカッコ良さでした。
電車男の有名なエピソード全てが盛り込まれていたわけではないけですが、
テンポ良く、こんな風にアレンジするのかぁ、と感心しながら、
たくさん笑い、少ししんみりしたり、メリハリある舞台だったと思います。

最後はスタンディング・オベーションで、何度もキャストが挨拶をしに
出てきてくれたのですが、皆で並ぶと武田クンってやっぱり小さいけど、
あの存在感のとオーラはさすが、というか、すっばらしい。。