サイドウェイズ

途中まで書きかけたまま、放置されていたエントリです。
今年のネタは、今年のうちに、、と。

少し前になってしまいましたが、「サイドウェイズ」を鑑賞。
元々、ハリウッド映画だったのを日本でリメイクしたものです。
アメリカは、カリフォルニア、ナパ・ヴァレーが舞台です。
カリフォルニアに住んでいたことがある身の上としては、絶対に外せない映画でした。
原作も見たいと思っていたのだけど未だ機会がないままリメイク版を見ることになりました。

ナパ・ヴァレーが舞台ってことは、ワインがもう一つの主役。
ワインのお話もふんだんに出てきます。
有名ワイナリーも見ることができますしね。
私のワイン好きは、カリフォルニアに住んでいた頃に始まります。
せっかくワインの名産地にいることだし、安く手に入るワインがたくさんあるのだから、ワインを飲んでみようと、いろいろ飲んでいる内に(って言っても、高くても1,000円程度でしたが)なんとなく自分の好みの味が分かって、、という感じです。

ストーリーそのものは、アメリカに住んでいる友人の結婚式のために渡米した40代の男性とその友人の、独身最後の1週間のドライブ旅行で起こったあれやこれや、です。

生瀬勝久小日向文世鈴木京香菊池凛子がメイン・キャストなのですが
アイドル的な俳優が皆無ということで、落ち着いて見ることができる映画でした。
日系人のミナ・パーカー役の菊池凛子がキュートだったなぁ。

カリフォルニアに住んでいる時、ワイナリー巡りとかしてみたかったのですが、親のすねをかじっている留学生だったので、そんな贅沢をすることはなく、憧れのまま終わってしまいました。映画を見ながら、ワイナリーってこんな感じなのかと一緒に体験している気分になれました。

アメリカで頑張って勉強をしてワインのスペシャリストの試験に合格してここで根を張って生きていきたいと思っている真有子が
「日本に帰ってきたほうがいい」
と口説かれて
「自分の居場所を作るために頑張ってきたの」
と気を悪くするシーンとか、あちらに住んでいた時の友人達を何人も思い出して、ちょっと切なくなったり、映画を見ながら10年前を回想してしまうことが多かったかな。
音楽はジェイク・シマブクロが担当していて、重すぎず軽すぎず、ストーリーに寄り添う感じで心地よかったです。

とりあえず、この映画を見たらワインが飲みたくなる!
でも、何を飲むかよりも「誰と飲むか」が大切なんですよね^^