スリリングな会話

親戚のおば様たちからの電話はスリリングだ。
去年、妹が結婚した時、あちこちからたくさんお祝いをもらったのもあり、今年のお盆に母はほうぼうへお供えを送った。
お供えが届いたお宅から次々にお礼の電話が入ってきたのだが、
その会話内容がパターン化されていた。
母の答えから想定される会話は以下の感じ。

親戚:お供えをもらったことへのお礼を言う
母:去年娘(私の妹)が結婚したときにお祝いをもらったお礼だと返す
親戚:嫁いだ娘はお盆に帰ってくるのか尋ねる
母:明日帰ってくると答える

この後、少々嫁いだ娘の話が入る

親戚:上のお嬢さん(私のこと)はまだ良い人が見つからないのか?
母:どうも今年は運勢があまり良くないらしいのでお見合いはあまりしていないし、話自体もあまりない。秋以降になったら少しずつ運気も回復するらしいから、ぼちぼちお見合いでもさせようと思っている。その時には、挨拶に伺うので良い人がいたらお願いします。
親戚:また良い男の人がいないか探しておくわ。お嬢さん、はよ片づくと良いねぇ。

あくまで、母の言葉から想定したものではあるが、
尋ね方はどうであれ、間違いはないはず。
私が傍にいて、こんな話をするなんて。
聞いている側にとっても、自分がネタになっているから
すっごくスリリング。
聞こえていることを分かって語る母の中に、
結婚しようとしない私への脅しも含まれているのでしょうか。

30歳過ぎて独身なのは、親にとってただのお荷物らしい。
結婚することを「片づく」なんて言いますからね。
だったら、独立させてほしいのだけど、
あくまで嫁に行かさないと気が済まないらしい。

秋以降、来るか見合い話?!
その時は受けて立つぜ!
blogのネタになるのを覚悟してきやがれってんだ!
おいおい。。違うやろが。。