のだめカンタービレ 最終楽章 前編

毎年1月は映画を観に行くペースが早い。
2010年2本目の映画は、「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」
意外と思われる方が多かろうと思いますが、実は私、のだめは、原作は1巻の第1話をほんのすこーしだけ読んだだけ、連ドラは一切見たことがありません。面白いんやろうな、と思いつつも、積極的に読んだり見たりすることなく今まで来ました。
去年末、自宅でテレビをつけたら、たまたま「のだめ」のスペシャル・ドラマを放映していまして、なんとなく見ていたらレッスンのシーンで、私の心に響くセリフがあったので、映画も観てみようかと思ったのでした。

映画は、私みたいに「のだめ」をほとんど知らない人でも楽しめる内容なのでは?と思いました。パンフを読んでたら、年末のドラマも2日間、途中から見てたけど、どうやら最後まで見てなかったようです。
映画が終わってからパンフを読んで、事情が分かったこともありました。
ずっと見てきた人はもっと楽しめるのでしょうね。

私もクラシックのオケではないけど、曲がりなりにも指揮者をしたことがあるので、千秋がコンサート前にステージの団員に目配せをしていくシーンにはなんとなく親しみが湧いたり。のだめが、「千秋先輩、ズルイ」と言って涙を流すシーンに共感したり。

前編とあるからには、ストーリーは完結しないのですが、分断された感はなく後編も見に行きたいなぁ、と思わせるものでした。
演奏シーンもふんだんにあり、音楽も楽しめます。音楽は、やっぱり昂揚感かなぁ、とか、ついクセで見ながらいろいろと考えてしまったのだけど、元気になれる映画でした。
で、ピアノを弾きたくなりました。