勝手にアルバム紹介

思いこみたっぷり、あてにならない参考にもならない
勝手なアルバム紹介「恋の薔薇薔薇殺人事件」編。

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重低音設定で音を聴く影響もあるのだろうけど、
このアルバムはリズム隊が特に素晴らしい。
どの曲もこの曲もオバリンのドラムに
SHIMA-CHANGのベースが濃厚に絡んで
アルバム全体に陶酔のリズムを生み出してます。
聴いてるだけで精神的に高揚してしまうので、あまり夜に聴かない方が良いですね。眠れなくなっちゃうから。
私にとっては、どんなにきついカフェインよりも「恋の薔薇薔薇殺人事件」!

曲にストーリーがあるのが、すかんちの特徴なんですけど、
じっくりと歌詞カード読んだら結構グロイし怖いのね。
でも、私はその世界にはまっていたのです。

それでは、勝手にストーリー紹介!
あまりにも簡単に紹介しすぎで曲のイメージを逆に壊してしまいそうだがそこはご容赦を。。

恋のマジックポーション
100発100中女の子をおとせる魔法の薬が効かないくらいの恋をしてしまった男の人のお話。
ダウンタウンの「ごっつええ感じ」のテーマソングだったので知ってる人が多いかも。
キャッチーなんで、聴きやすくて導入にぴったりですね。


恋のローラースケート
少年の頃に大切にしていたローラースケートのお話。
ROLLYが大切に廃車になるまで乗った「たまごちゃん」への思いも含む、
なのかなぁ、と、チラッと思ったり。
「ああ 僕の好きなもの 教えてあげよう」
という始まりに、思わず
「教えて!教えて!ROLLY!」
と高揚してしまう私。

ラブレターの悲劇
高校生であろう僕が学校で一番の美人に出したはずのラブレターが、みんなが
一番嫌いなオールドミスの先生に届いてしまったことから始まる喜悲劇の歌。
ギターのイントロがこれから始まる喜悲劇を予感させます。
真面目に歌詞を読んだら、先生と僕の関係は立派な犯罪です。
読めば読むほど、どないしてベイビー育てるんやろ、とか、僕の親御さんが
オールドミスの先生との結婚を許さないやろうに、などと考えてしまいますが、
そんなことはここでは構わないんです。
ベイビー3人も作っちゃって幸せなんじゃないの?みたいな。
でも、実際にアメリカでありましたね。この歌の元ネタみたいな事件。
先生は何度も刑務所にぶち込まれましたけど、つい先だって刑期を終えて、
彼も成人して、年齢差を越えて結婚されたそうですよ。


ラブラブ★ギャンブラー
負け知らずでやってきたカジノ荒らしのチャンピオンが、カードを配っている
女の子のオッパイの大きさにハートを奪われて勝負に負けてしまい、彼女を
最後の景品にして賭に出るというお話。
恋のマジックポーションとストーリーの傾向は同じです。
でも、竹内志磨 作なの。
この曲のイントロと曲全体のリズムが大好きです。
思わず、舌なめずりしながら「たまんねーなー」と言いたくなるような、
とにかく、この辺りから聴いているだけでいつも気持ちが高揚してしまう。

涙のサイレント・ムービー
モノトーン映画のムービースターに恋している男の子が、映画を見ながら
映画の中の彼女に語り、問いかけてる話。
恋いこがれてる対象がモノトーンでの映画のムービースターだなんて、
なんと切ないんだ。Dr.田中の世界を堪能できます。
後半のROLLYのギターの絡み方がなんとも言えず好き。

欧羅巴奇譚I
引き続きDr.田中の世界。。歌詞はありません。
「涙のサイレント・ムービー」から「フローラ」の世界に誘ってくれます。

フローラ
サーカスいちの人気者のフローラに黒い影がしのびよって悲劇が起こるのです。
どんな悲劇か明かされませんが、フローラは死んでしまいます。
ずっとフローラを秘かに眺めていたのはボヘミアン・ラプソディIIで
主人公のフリークに違いない。
大好きな曲なんですけど、歌詞が実はかなり怖い曲です。

栄光のロックンロール★キング
こいつは、すかんちにしては珍しくストーリーが無い曲ですね。
でも、イントロから、SHIMA-CHANGのベースがブリブリ唸っていて、
とにかくかっこよすぎ、と思ったら、竹内志磨 作なんですね。
こぉんな、骨太な曲も作ってしまうなんて。
この曲を聴くと、ライブじゃ腰振るギャルズでRock'n Roll Slaveだった私を
思い出してしまうのです! あぁ、ライブが待ち遠しい。。

欧羅巴奇譚II
イマイチ意味不明な歌詞なんですけど、欧羅巴風。
Dr.田中のハイトーンボイスが風情を醸し出していて、それでよし。

ハロー・エヴリバディ
あちこちの国の挨拶言葉の歌。妙な異国情緒が溢れる感じ。
この曲もSHIMA-CHANGのベースがたまんない。。

悪夢にWelcome
悪夢が青い瞳の女の子を追いかけ回して、自らの悪夢のえじきにするために
女の子を眠らせようとして、女の子が眠りたくないと抵抗してる曲
これも竹内志磨 作なんですね。
アルプスの少女ハイジでも始まるのかしらん?なイントロで
ポップな曲なのにハードな部分あり、まさしくロックオペラな作り
と勝手に思ってます。

ボヘミアン・ラプソディII
オペラ座の怪人のようなフリークが主人公がママに初恋と自立の決意を語っている歌。
主人公が好きになった娘はフローラなんじゃ?と思う。
屈折しちゃってるんで、個人的には、ボヘミアン・ラプソディIIのような
世界が大好きです。ROLLY以外の誰にもこんな曲、歌えないと思う。

ボクはジーザス
TVに出てるあの娘を見て一目惚れして、彼女を捕らえて手術してしまおう、という歌。
。。ちょっと、解説に無理がありすぎだな。。
NO!に脳!がかかってるんですよ。
ポップで景気よい曲なんだけど、最後まで歌詞の内容はシュール。

以上、いかがでしたでしょうか。
思い入れ120%紹介ですみません。
ちょっとイカレてるんです、最近。。
でも、すかんちはいろんな意味で全然色褪せないな、と痛感しました。