一時保育デビュー

元々の性格もあると思いますが、長く独身生活を楽しんだ私は、自分の時間というのが必要でした。出産前は、ベビーを預かってもらえる時期になったら、週1でも良いから預かってもらって自分の時間を持とうって思っていました。妊娠中に、一時預かりしてもらえる近所の保育所をいくつか調べてありました。

でも、産んでみたら、やっぱりベビーとは離れがたい。預けるなんて、そう簡単にはできないなぁ、と母になったことを実感したのでした。とはいえ、生後半年を過ぎた頃から、勉強する時間とか欲しいなぁ、なんて気持ちがムクムクと湧いてきました。

そんな頃、歯に違和感を覚え、これは歯医者に行かないといけなくなるかも。。と思っていたら、突如、歯に穴が空きました。特に痛みはなかったのですが、前に治療した詰め物が劣化して外れたのか、それとも?いずれにしても、早急に歯医者に行かなくてはいけなくなりました。実家が近くなく、預かってくれるアテがないので、急遽、一時預かりを利用することに。ベビーと離れたくないとかなんとか、言ってる場合ではなく、保育所に電話して一時預かりの利用方法を確認してから歯医者を予約し、併せて保育所の一時預かりも予約。そして、翌日に保育所デビューしたのでした。

4月にオープンしたばかりの保育所は、歯医者の近くで、まるで私のためにあるみたい。入り口で書類を書いて、ベビーを預けて歯医者へ。ベビーは、何か分からないうちに連れて行かれました。基本が2時間なので、治療を終えて迎えの時間まで少し余裕があったので、喫茶店でお茶を飲んで時間をつぶしたのですが、とっても新鮮でした。

迎えにいったら、ベビーは眠ったところだったようで、眠った状態で連れて帰ってきました。眠っているのにヒックヒックしてるのは、泣きながら寝たからでしょう。

預けてみたら、意外と平気な自分を知り、やっぱり預けて自分の時間を持って働く準備するのも悪くないかも、と思うようになりました。歳も歳なので、日がなベビーの相手をする体力が厳しいこともあり、しっかり遊ばせてもらえるのなら、保育所も悪くない、と。

その後、歯科治療の時は、一時預かりを利用しています。絶賛後追い中なので、保育所の入り口で泣いたりするし、迎えに行って帰宅した後は、いつも以上にベッタリしてきまうけど、保育士さんから様子を聞かせてもらうと、客観的に成長が分かったりして良いです。無認可で、ちょっとお高い場所なんで、料金がかかりますけど、投資投資、みたいな。