1 発端

私の結婚までの道のりをセキララに語っちゃおう、という新カテゴリ、第一話です。

何事にも「始まり」があります。
私の「お嫁さまへの道」も然り。

夫となる人(今後はツイッターと同じく「ダンナ氏」とします)と出会ったのは去年の12月11日のことでした。それも、忌み嫌っていたお見合いで。

紹介してくれる人がいて、私から「会いたくない」と言えない状況だった為、去年はとにかくお見合いをいーっぱいしました。ここには書きませんでしたが合計6人と会ったのかな。
で、ダンナ氏は6人目でした。元々予定されていたお見合いの話が流れてしまい、ダンナ氏はピンチヒッター的にセッティングされてきたのです。

たいがいお見合いにうんざりしていた私は、送られてきた釣書を一瞥して、「どーでもいいわ」とうっちゃっておりました。だって、写真はコピーをどれだけしたの?ってなくらい顔が判別つかないような代物で意味をなさなかったし、学歴も職歴も興味をひくものではなかったし。失礼なことに名前さえも頭に留めず当日を迎えたのです。

それでなくてもうざいお見合い。中でも12月のお見合いは特にうざい。私の誕生日があるし、クリスマスはあるし、お正月もすぐ来るし、バレンタインデーも近い。イベント続きだから、相手に気に入られたら、うざくて仕方ない。(過去に実際、非常にうざい経験をしたことがあるので。。)

そんなこんなで
「あー、お見合いしたくない。行きたくない。うざい、うざい。。」
とぼやき倒しておりました。実際、前日にお誕生日ランチをした友人に、どれだけ「うざいねん」とぼやいたことか。

でも、その反面、私の中で「近々、夫になる人に出会うであろう」という予感めいたものがありました。なので、お見合いはうざい、とか思いつつ、お見合い用に洋服を買いそろえてしまいましたからね。

こんな調子で、出会いの前ってのは、もう嫌で嫌で仕方なかったのです。でも、嫌だからとキャンセルしてたら、ダンナ氏に出会えなかったわけで、そこに運命の妙ってあるな、と思うのです。