SMV@ビルボードライブ大阪

これを見逃したら一生後悔する!

そう思って、SMVの来日公演を勇んで観に行ってきました。

連休明けの火曜日、夜21:30開始の2nd Stageでしたが、会場は満員で、すっごい熱気に溢れていました。

前にも紹介しましたが、SMVは、

Stanley Clarke
Marcus Miller
Victor Wooten

という、ピンでも後光が差してるベーシスト3人が集まった最強ユニットでございます。

スタンリー・クラークマーカス・ミラーは好きで知ってたけど、ヴィクター・ウッテンがなかなか覚えられなくて、
「えーっと、SMVのVは。。」
と、つまっていたら
「ヴィクター・ウッテン! 私、ヴィクター・ウッテン・モデルの弦を使ってるの。」
なんて上司に言われたのでありました。

ステージは、アルバム「Thunder」の1曲目、Maestros de las Frecuencias Bajas (ベース・マエストロ)のイントロが流れる中、メンバーが登場。
もう、3人がステージに出てきた瞬間ってば!
で、演奏が始まった瞬間ってば!
「き、来て良かったぁ~」
大感動の嵐でした。

私は下手側にいて、まっすぐ前を観たら、スタンリー・クラークみたいな位置におりました。
スタンリー・クラークマーカス・ミラー、ヴィクター・ウッテンの並びで、やっぱりマーカス・ミラーが真ん中なのねん。
元々、マーカス・ミラーが大好きというのもあるけど、マーカス・ミラーは、ベースだけじゃなくて、Saxやバス・クラリネットもやってました。バス・クラリネットを吹きながら客席に降りていって、吹いてた時は、場内はもう大興奮でしたねぇ。

ベースが3人とキーボード、パーカッションという5人編成でギターはいないけど、そんなことを感じさせないものでした。
ライブは、それぞれのベーシストをフィーチャーした曲があって、匠の技を惜しげもなく披露!って感じ。
ベース1本でもこんなにスゴイんだーって感動しまくり。
最初はヴィクター・ウッテンだったのですが、目を閉じて聴いてたら、ベースだけって思えない。。って本気で鳥肌ものでした。スタンリー・クラークのアコースティック・ベースもすごかった。そんな風に弾いてて血がでない???って思っちゃうくらい。

いやー、なんて言葉にしたら良いか分からないですね。
ロディアスでパーカッシブなベースっていうのかしら。
個人的には、やっぱりマーカス・ミラーのベースが好き。
弦が鳴ってるっていうのかしら。
当たり前でしょって言われそうだけど、三人三様のベースを聴いてたら、マーカス・ミラーのベースは「弦が鳴ってる」っていう感じが分かってもらえるんじゃないかな。

SMVと3人いると、三兄弟って感じでした。
身長のせいもあるけど、スタンリー・クラークが長男、マーカス・ミラーが次男、ヴィクター・ウッテンが末っ子、みたいな。
スタンリー・クラークが一番余裕っていうか、手拍子とか、お客さんを煽ってました。
ベース・バトルみたいなのもあり、ただ、ひたすらベースを堪能いたしました。いやー、もう、大興奮だったなぁ。
最後はやっぱりスタンディング・オベーションですよ。
アンコールは、スタンリー・クラークの曲だったせいか、立ち位置が変わって、下手にマーカス・ミラーがいて、すっごく近かったのですが、彼はとってもクールで格好良かったです♡♡♡

あー、行って良かった