そごうにて

また週末のお散歩をしていた話の続き。
天満橋から淀屋橋まで川沿いの道を歩いた後、何の気なしに、そごうに行ってみました。本屋さんをひやかしていたら、ハーモニカの音が。
そごうの前に、天満橋HMVでトゥーツのアルバムが流れていたからまたハーモニカ続きやなぁ、と思って聞き流していたら、何とも生々しい。(生々しいって表現が悪いが)
あれ?と思って、よくイベントをやっているステージを見ると生演奏してました。
何でも鈴木楽器のハーモニカ・フェアが行われていたらしい。

これはクロマチック、今度は複音ハーモニカ、などとハーモニカを持ち替えながらミニ・コンサートをしておられたのですね。
私は何も知らずに遭遇したと。ほぼ終わりに近い頃だったのが残念でしたが、こうやって目の前でいろいろとハーモニカを持ち替えながら演奏しているのを見聞きすると、種類によって音が違うことがよく分かります。

鈴木楽器のハーモニカ・フェアをやっているせいか、そごうの楽器店のハーモニカの充実度は凄かった。むろん、大半が鈴木楽器。
でも、やっぱりHOHNERしか見てないのね、私ってば。
ケルトンでビビッドなカラーのブルースハープがかわいかった。
でも、ボディとカバープレートが合成樹脂ってどんな音になるんだろう。。
気になる。。でも税込み525円って安いよね(やっぱ大阪人だから)

トゥーツ・シールマンス・モデルのメロートーンが欲しいなぁ、と思ってみたり。
中身が木製だから、私が今使っているSuper 64 Silverよりも暖かみのある音がでるんじゃないかと。学生時代に先輩から借りて吹いたことがあるのだけど、あの頃はクセのある楽器だな、と思った記憶がある。
まぁ、楽器が良ければ上手になる訳でもありません。よく言うじゃない。世界の名器、ストラティバリウスを持たせたら誰でもプロの演奏ができるかというとそうじゃないって。
とはいえ、名器は機会があれば使ってみたいものである。以前、ステージに立った時、そこのホールのピアノがスタンウェイで、あの時は興奮したな。

おじいさんがハーモニカを買おうと見繕っておられて、店員さんが風琴っていうのかな、アコーディオンのジャバラの部分だけのようなもので空気を送って音を聴かせてました。あんな風にして音を聞き比べたりすることできるのかって、ちょっと感心してしまいました。

そういえば今週のAERAトゥーツ・シールマンスが表紙なの。
ジャケ買いかな。飾っておいたらご利益あるかも?かも?