れんしゅーれんしゅー

昨晩は雨が降っていたので、駐輪場に自転車を残して帰ってきた。
今朝はレッスンがあるし、晴れたので朝から自転車をとりにいこうかと思っていたけど、面倒くさくなって妹の自転車を借りて行くことにした。
慣れない自転車は時間がいつも以上かかるのが分かっていながら、いつもより5分も遅く家を出て、「めっさ遅刻やー!」と、必死で向かった。で、遅刻というほどの遅刻ではなく到着して安心した。

相変わらず、ビブラートで苦戦している。
とりあえずは吹けるようにはなったのだけど、納得がいかない。
当然と言えば当然なのだが。。
曲に応用しようとしても、元々が楷書の凛子さんなものですから、ムーディさが出せなくて、うーん、うーん。。と唸っていた。

ひとまず、練習の時は途中で休符が入ろうと、止まろうと構わないから大げさにベンドやビブラートを入れてゆっくり吹いてみる、というのをトライしてみることにした。慣れたらテンポをあげて大げさなのを薄くしていったら、らしくなるのではないか、と。まずは音を装飾するのに慣れるのが必須かな。

ビブラートと一緒に、吹吸、穴の移動、レバー操作の複合練習みたいなのをやっているのだけど、これがまたなかなか進まない。
クロマチックは1つの穴で4つの音が出るからレバー操作と吹き吸いがずれると音が混じるんだ。その辺りは、延々と練習を積むしかない。
先生は難なく模範演奏してくれるので、不可能じゃないんやね。。と思う。

先生がドイツであった世界大会に出場して2位を獲得されたそうで、その時の話を少し伺った。10位までのリストを見たら半分くらい日本人で驚いた。
日本って世界的に見たらクロマチック・ハーモニカ人口が多いのか?
よく分からん。先生は、3位の人よりもSoundの評価が低かったから、あんまりあてにしないで、なんて言っていた。
Soundの評価が高い人の音は、カラッとしていたらしい。
きっと、審査員の音の好みだったんでしょう。

和谷さんが4年ほど前にドイツから帰国していたそうで、彼の帰国をきっかけに今は日本のクロマチックのクラシック部門が熱いんだ、なんて話をしてくれたけど、ぜーんぜん知らなんだ。。
大学時代のサークルのOBだから和谷さん、なんて軽々しく書いているが、和谷泰扶氏は世界的に有名なクロマチック・ハーモニカ奏者である。
学生時代にドイツのさる高名なハーモニカ奏者の公開講座に参加した時、和谷さんが通訳でおられて、その時に私が現在も愛用しているSuper64を持っている姿を見て
「あなたの手にSuper64は大きすぎるから適さない」
なんて言われたんだった。
前に相方と話をした時、そのうちにコンテスト会場で会うことがあるかもな、なんて言われたけど、コンテストなんて出るようになりますかいね。。

その前にただひたすら基礎練!基礎練!基礎練!
なんである。はあぁ〜。。