ベースラインを聴いてみる

前回のレッスンから1週間で、またレッスン。
子どもの頃にピアノを習ってた時は、毎週レッスンが当たり前で
発表会前ともなれば、週に2回とか通ってたけど、今や週イチのレッスンって
短いというか、練習している時間があんまりないっていうか。。

今回もあんまり練習している時間がなく、前日の土曜日に
突貫工事みたいな練習をしてレッスン。
(30分から1時間程度の練習を朝、昼、夕方、晩とやった。)

基礎練習のスケールは、新しいパターンをやったので、
練習不足が如実に露呈してしまった
でも、曲に関しては、先週からそれなりに上達しておりました。
あんまり難しくない曲だし、どっちかというと、曲に表情をつける方が
重要だったのでね。
先週に引き続き、「Summertime」を吹いてるのですが、
前にも書いた通り、去年の夏にROLLYがライブでこの曲を
歌っているのを聴いて、射抜かれてしまった記憶でやってます。
ROLLY、Jazzのアルバムも作ればいいのに。。

先生の模範演奏バージョンでは、曲の間に16小節のギターのアドリブが
あって、余韻の逆ってな感じで15小節目からまた入っていくのですが、
8小節だったら一巡した感じで分かるけど16小節のアドリブの最後の方で
入っていくのが感覚でなかなかつかめなくて、小節数を数えるという
たいそうプリミティブなことをしてました。
そうしたら先生に、楽譜にコードが書いてあるのだからベースラインを聴いてたら
小節数を数えなくて良いし、入るところも自ずと分かるでしょうと言われ、目からウロコ。
あ、そうか、そういうことかと。
これまで無意識に、コード進行の感じ(あくまで「感じ」)で
「ココ!」っていうのをつかんでいたみたいなんですが、
意識してみたらこんなに分かりやすかったのかと。

子どもの頃、音楽教室で楽典の勉強もやって、とても苦手だったから
それ以降、理屈で捉えるのがすっごく嫌いで、「感じ」で捉えるのに
終始しているところがあって、それで逆に苦労しちゃうことが時折
起こってしまうのでした。
今度は子どもの頃と違って、自発的に必要だからコード進行とか
理論面もまた勉強してみようかな、と思い直しました。
嫌いで成績も悪かったけど、イヤイヤながらも授業を受けて
勉強はしていたおかげで、なんとなくつかめているのだと思うので
子どもの頃の経験は無駄にはなってないみたいです。。