冬だけど風炉

お茶のお稽古は、風炉を使ったお点前に入りました。
本来、風炉は5月から10月の間に使う夏のもので、今の季節とは合わないのですが、初級コースは、季節を無視して炉のお点前を習ってから風炉という流れになっているので、冬ですが風炉です。

私が10年ほど前にお茶を習った時、習い始めが5月でしたので、いきなり風炉でした。
柄杓の扱いが炉と異なるので、戸惑うところです。
置き柄杓、切り柄杓、引き柄杓の練習をしたのですが、
引き柄杓は、「あ〜れ〜(><)」ってくらい最初はできなかったです。

ここまでの炉のお点前で結構思い出したと思ってたけど、風炉はまた別ですね。
ついつい茶道口を閉めようとしちゃうし、(夏だから茶道口は開けたままにしておく)
柄杓も節のところを持たないといけないのに、ついつい炉と同じように持ってしまうし。

炉と風炉では場所が違うから、同じようにお点前を進めていても、おぉ?!って悩む瞬間が何度かありました。でも、風炉の方が柄杓の扱いがドラマティックって言いますか、かっこいいような気がします。(私だけか?)

風炉のお点前に慣れたら、今度は炉のお点前を忘れるんだろうなぁ。。
最初はそんなもんですけどね(^^;

今回は、ご夫婦でお茶を習いに来ておられる方をお見かけしました。
いつもはお二人とも着物で来られているようなのですが、今日はだんなさんだけが着物を着ておられました。
なんか良いですよねぇ、夫婦でお茶を習うって。