プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔」を敷島シネポップで見てきました。
このところの精神的不調を引きずって半泣き状態だったんですけど、半泣き状態のまま映画に行ってしまうあたりが私らしいっていうか。。

チケット売り場で見ようと思っていた回が「×」になっていたので、
「・・・満席なんですよね?」
と恐る恐る尋ねてみたら、大丈夫ですよ、というお返事をいただいて滑り込んできました。

ストーリーは、至極簡潔。
おしゃれに興味のないジャーナリスト志望の女の子が、ファッション誌「RUNWAY」のカリスマ編集長のアシスタントに採用されて成長していくお話。
最後が意外だったのですけど、お仕事をしている女の子ならば、きっと見ていて元気になれる映画だと思います。

さえない格好をしているアンディが、ナイジェルのアドバイスを元に洋服や髪型、メイクを変えたら、見違えてしまうあたりが、同性から見ていても、あぁ、素敵。。とため息。

仕事ができたら外見はどうでもいい、なんてことは本当はないんだと思います。
でも、私はほんっとうにダメダメだからな。。
ファッションというか、身につける服には頓着しないんで。
「着るモノ着たら、キレイに見えるのに。。」
「女の子なんだからオシャレをもっと楽しまないと。。」
というお説教は、耳にタコができるくらい受けてきたんだけど、ファッション雑誌を何冊読んでも、分からない。

アンディが私生活が犠牲になるほど仕事にのめり込むようになって、仕事の評価は上がるけど、恋人や友達との関係が悪くなって
「全私生活が崩壊するだろう。そのときが昇進の時。」
なんて言われてるのがイタかったけど、アンディの働きっぷりは、どことなく自分にも当てはまったから共感できました。
でも、私はアンディほど頭が切れて素敵ではないけど。。

鬼(悪魔?)編集長のミランダを演じたメリル・ストリープは圧巻でしたねぇ。あんな上司の下では、私だったら3日で逃げ出すかと。
でも、負けず嫌いだから結構頑張るかも?
ファッション雑誌の編集部の話だから、オシャレな人たちがたくさん出てきて、目の保養になりました。
あんな風に外見も素敵になれたらいいなぁ、と、
これは来年の目標にしますかね?

お仕事している女の子だったら、ぜひ見ていただきたい1本です。