子ども同士のチカラ

最近、絶賛イヤイヤ期中の息子です。

なんでもイヤ、とまではいかないけれど、自分の意に沿わないものは「イヤ!」
少し前は、お父さん拒否期があったのですが、最近はお父さんがいたらお母さん拒否期です。

夜、お父さんが帰ってきたらお風呂はお父さんじゃないとイヤ
私と一緒だと、お風呂に入るのイヤ、入ったら入ったで今度はお風呂からあがるのがイヤ、です。
お父さんだとすんなり入って、すんなりあがってくるんだけど。
歯磨きもお父さんじゃないとイヤ
寝るのもお父さんと一緒じゃないとイヤ
朝起きてトイレに行くのもお父さんじゃないとイヤ

とりあえず、両親どちらかの言うことをきいてくれるなら良し、です。

そんな中、親があれこれ言うより、子ども同士の行動で一気に解決することってあるなぁ、と実感することがありました。

息子は自転車に乗る時、ヘルメット拒否でした。元々、帽子も嫌いですし。なんとか被らせようとしたけど大泣きで拒否する息子。
ある日、息子と同じ月齢のお友達と会いました。偶然、お友達は自転車で来てましたので帰りに
「ほら、Sちゃんは自転車に乗る時、ヘルメットかぶるよ。ちゃんと見とき!」
と言って、Sちゃんが素直にヘルメットを被って自転車に乗る様子を見せました。
そうしたらなんと、家に帰ったら自らヘルメットを持ち出して被ろうとするではありませんか!
お友達効果、素晴らしい。。


夕方、小学生達が大勢遊んでいる公園で息子が遊んでいた時、遊具の上で小学生達が走り回っている中、息子がぼやっと立っていて危険なので、息子を遊具から降ろしたのだけど、遊具から離れがたくてキーキー言ってました。

大きな段差になっている場所に立たせて、同じ目線で言い聞かせをしていたら、息子は私を振り切ってトコトコ行ってしまい、私は大慌て。そうしたら近くで木登りをしていた男の子が、私が慌てている様子を見て、「こんにちは」と言って、木からスルスルっと降りてきて息子のところにやってきました。息子と同じ目線までかがんで、まずニコッと笑ってから息子に
「ここは危ないから、降りようか?」
と言ったのでした。

その言葉を聞いた息子は素直に私の元に戻ってきて段差から降りてきて、その後もビックリするくらい素直に公園から出て帰ることができました。

こんな風に、小さい子に目をかけてくれる子どもがちゃんといることに、ちょっと感激しました。大人よりも、子ども同士の言葉の方が、やっぱり耳に入るようです。

それにしても、最近の息子のイヤイヤは半端なくて、毎日大変です。。