女子校あるある

ツイッターで日本語のハッシュタグが使えるようになってから、ちょっと面白い現象?が起こってる。
「あるある」ネタのタグ。

女子校出身ゆえ
#女子校あるある
にハマってしまった。

お嬢さまなんてめったにいない
お嬢様ではなく中身はおっさん
先生の奥さんは元教え子
オタクに寛容
若い先生というだけでモテる
「女子校怖い」っていわれるけど、正直共学のほうが怖い !

などなど。
時代の差はあれど、「あるある!」って笑うことが多い。
中でも一番共感したのは

「共学の大学に行って、男子に頼るという共学出身の女子のスキルに驚愕する」

これしかない。

女子校におりますと、当然、男子がおりませんからリーダーになるのも女子。
文化祭の力仕事も女子。男子に助けてもらおう、なんて意識は育まれない。
ついでに、男をたてる、という意識も育まれない。
良くも悪くも自由にのびのびと育ちます。

で、共学の大学に行って、驚くのです。
これまで通りやってたら、浮いたりするんです。
といっても、女子校出身者もたくさんいるから、一人浮くことはないけど。

如実に表れるのが、会議ですかね。
私の専攻は1回生からゼミがあって、ゼミ長をそれぞれ決めて、ゼミ長ミーティングみたいなのが学年であったりしたのですが、その会議で物怖じせず意見して前に出てくる女子は、10人いたら9人くらいは女子校出身。私もその一人やったんですが(爆)
そんなつもりないけど、気付いたら前に出ている女子たちと話をすると、たいてい女子校出身者と分かり、また盛り上がる、みたいな。
良くも悪くも、男子に頼ろうとか、たてようという意識がない。
サークルでもそうやったなぁ。
私の学年は女子校出身率が半分くらいやったんかな。
幹事長と副幹事長こそ男子だったけど、女子が情け容赦なかった気がする。

共学は共学なりに良かったのだけど、女子校アイデンティティみたいなのをうまく乗り換えることができなくて女子としての自信を失ったっていうか、上手に表現することできないですけど、もう一度、女子ばっかりの世界に戻りたいって思って、アメリカで女子大に編入してしまいました。
そこでもう一度「女子校あるある」じゃないけど、「女子でなんでもやる」っていう世界に入って、とっても過ごしやすかった。
まぁ、とってもバンカラな校風ってのもあったのですが。

全員が全員ではないけど、当時の仲間は
「自分が娘を持つことがあったら、学生のうちどこかで女子校に入れたい」
と言っておりました。
「女子だから」と区別されることがない世界って、社会に出てしまったらなかなかないですからね。女子ばっかりって怖そうだけど、TLによくあるように「意外にいじめは少ない」んですよ。
ない、とは言わないけど。