うちのみ

私の両親は豪快な人なので、何かをくれる時は、一人暮らしの私でも「一世帯」として物をくれる。
実家では、ワインの頒布会に入っているので、毎月なにがしか届くのですが、夏の間、あんまりワインは飲まなかったから、何ヶ月か分の箱がそのまま積み上がっていると。1~2本くれるというのなら分かるのですが、ある日、父がやってきて、一箱置いていきました。箱を開けてみたら、12本もワインが。

普段は全然お酒を飲まないのだけど、お酒は料理用だったり、たまーに飲む用だったり、少しは置いてある。そこに1ダースものワインがやってきたものですから、さすがに消費しないと、という訳で、ぼちぼち晩酌を始めました。

ワイン・グラスも持ってなかったから、赤ワイン用のグラスも買って、一気に1本飲めないから、ワインの栓も買って、でも、敢えてワイン・オープナーは買いませんでした。

というのも、アメリカの大学時代に友達が誕生日プレゼントしてくれたソムリエ・ナイフがあるから。
もう久しくワインなんて自分であけることなかったので、格闘することしばし。
ソムリエ・ナイフの使い方を忘れてしまってたのでした。
簡単に開けることができるワイン・オープナーを買おうかと思ったけど、友達がくれたソムリエ・ナイフを使いこなせるようになろうと、時間かかってもソムリエ・ナイフで開けることにしました。
1週間に1本開けるのが精一杯ですから、そんなに練習できないけど、うっかりコルクを突き抜けるまでまわしてしまって、コルク屑がワインの底に入ったり、なかなか開けられない以外に失敗もあるけど、スマートでスピーディ、エレガントにワインを開けることができるようになりたいもので。