「アトランティス」という名前の水晶

<Emmery Annexの過去ログ>

初めて買った磨き水晶のお話です。
とある精神世界系のお仕事をされている方の所で「アトランティス」という名前の水晶を買いました。今から考えると、そんなに高くなかったと思うのですが、その時は仕事をしてなかったので、買うのにかなり勇気が要ったのを覚えてます。

これを買った後、Emmery&Emilyで「だめんず彼氏」で有名な今の彼氏とデートでした。当時まだ2人で会うようになって2回目、このままいわゆる「おつきあい」に発展するのかどうか、まだ見えない時期でもありました。

会って早速、買ったばかりの水晶を見せました。
彼は精神世界のことに関心が無く、水晶の意味についてはどうでもよさそうでしたが、
イスラエルダビデの星と同じだ」
と言ってました。
ただ、その日、この人と真面目にお付き合いしよう、と決心させたセリフを彼から聞いたのです。(私に向けたものではなく、彼の考え方についてのコメント、です)

帰りの電車の中で、これを握りながら何か心の底から溢れる感情がわき起こり涙をぽろぽろ流しながら、自分の口から勝手に何か言葉がでてきました。

その直後だったのか、家に帰ってからだったのか、その翌日だったのか、はっきりは覚えていませんが、澄み渡ってはずの水晶に塵のようなものがたくさん入っていました。
何度浄化を試みても消えません。
最初から塵みたいなものが入っていたのかもしれない、と
一緒に水晶を買った友人に尋ねてみても、そんなはずはない、と言います。

あの頃は、まだ精神世界に足を踏み入れ始めたところで、私自身、あまり経験がなかったので理解できなかったのですが、おそらく水晶が私の中の何かを引き出して、吸収してしまったのだと思います。そして、私に決意を促したあのセリフも水晶がひきだしたのかもしれません。

何度と無く、土に埋めよう、とか、川に流そう、と思っていたのですが、それもすることが出来ず、今も手元にあります。今は部屋に飾っているミリオンバンブーの花瓶の底に沈めてあります。写真撮影するのに、久しぶりに引揚げました。
この写真では、塵がはいっているのは分からないですね。

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共振の月22日 KIN188/芸術をつり合わせる 黄色い律動の星