シンクロニシティ

<Emmery Annexの過去ログ>

時々、このblogで「シンクロが起こる」といったような表現を使ってますが、実際は「シンクロ」ではなくて「シンクロニシティ」です。

この「シンクロニシティ」は、スイスの心理学者カール・グスタフユングが作った言葉で、直訳すると「共時性原理」ですが、「意味のある偶然の一致」という意味で使われています。

誰かに連絡をとらないと。。と思っていたら、その人から電話がかかってきたり、
欲しいな、と思っている物がプレゼントされたり、
会いたいと思っている人に、偶然どこかで会ったり、
そういうことって体験したことはないですか?
それを「ただの偶然」で片づけていないでしょうか。


ユングは、「世の中のものは全てつながっていて、互いに連動している」
と言います。分かりやすい例が、「占星術」です。
100%当たらないとはいえ、「星の動き」と「人間の行動」が関わっているのは事実です。そう言われてみればそうだな、と思いませんか?
偶然の一致とは、殆ど起きそうもないようなことが、確率以上に表れること

カール・グスタフユングの説では、人の心の構造は4段階に分かれているとしています
一番上にあって、表面に現れている意識が、私達の普段の意識状態
2番目が、「個人的無意識」
表面意識が知っていることよりも、もっと多くを知っています。
眠っている時の夢などがそうです。
3番目は、非常に深いところにあり、殆どの人が意識することはない
集合的無意識」。
人類は皆、ここで意識が繋がっていて、連鎖反応が起こると言われます。
その奥の4番目は、心というより「超能力」と言った方が適切かもしれません。

さて、日常生活で、誰しもが経験していることですが、シンクロニシティを起こすにはどうしたら良いのでしょうか?

心の内面に意識を集中させる(「瞑想」や「禅」など)
表層意識の働きを鈍くさせる(「リラックスすること」)
リラックスして、潜在意識が自由に動けるようにしてやると、直感や勘が冴えます。
そこでお願い事をする。(シンクロニシティのキッカケ作りです)起こったシンクロニシティをどこかに書き留める

シンクロニシティは誰の身にも起きますが、「意識の底の見えない繋がり」に気付いている人ほど、頻繁に起きます。そして、密接に繋がるほど、自分でも意識して「繋がり」を使うことができるようになると言われます。

そう、世の中には偶然なんてなく、全ては必然なのです。

個人的にはやはり、このAnnexを始めてからシンクロニシティが前よりもとても多く起こるようになりました。
特に13の月の暦を意識するようになって、暦の意味とシンクロニシティが頻発しているような気もします。繋がりが繋がりを生む、ということもなんとなく実感しつつある今日この頃です。

スペクトルの月18日 KIN36/大胆さを生み出す 黄色い惑星の戦士