紅花栄/麦秋至

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の5月26日は、小満の次候の「紅花栄(べにばなさかう)」
紅花と聞くと、私は「紅花油」を想像してしまいます。
紅花はいろんな用途があり、若い苗は食用とし、小花からは紅(臙脂)、種子からは油を絞れます。
また、「栄」という漢字は、もとは花びらが円形になる桐の木のことで、花が咲くことをあらわす漢字なのだとか。今回初めて知りました。日本語の「咲く」も「栄ゆ」と同源だそうです。

そして5月31日は、末候の「麦秋至(むぎのときいたる)」
麦が熟して畑一面が黄金色になる時節です。
「秋」は実りの季節という意味で使われています。
季節は初夏ですけど、麦は実りの時期なのですね。

今年は雨が多くて日照時間が短く、作物の成長に悪影響が出ていると聞きます。
沖縄や九州では梅雨入りしましたので、通常ですとこれから雨が多くなります。
今年の梅雨はどんな感じになるのでしょう。。

スペクトルの月28日 KIN151/幻想を型どる 青い銀河の猿