お遊戯会

先日、息子の幼稚園で一般的に「お遊戯会」と呼ばれる行事がありました。

年少さんは、詩の朗読、劇ごっこ、楽器遊びとそれぞれ発表しました。

保育園に行ってた頃、お遊戯会での「劇」は年長さんくらいにならないとできないから、やりとりを楽しむ「劇ごっこ」をするという話を聞いたことがあります。息子の幼稚園では、年長さんも「劇ごっこ」でした。

お遊戯会は、園児全員での詩の朗読から始まりました。詩の朗読は、幼稚園の伝統なんだとか。家でも息子が詩の朗読をしていたので、おそらくお遊戯会でするんだろうなぁ、と思っていたのがドンピシャでした。

年少さんの劇ごっこでは、息子は自分の役柄をしっかりと演じていました。1冊の絵本を基に園児と先生が話し合って作り上げた劇ごっこで、劇の中の歌も園児たちが皆で作ったもので、見ていて本当に微笑ましかったです。年少さんの多くは、大勢の人たちの前で演じたり歌ったりするという体験が初めてなので、舞い上がったり緊張しすぎて泣いちゃったりする子どもがでると聞いてましたが、今年は皆、大丈夫だったような。。あ、すこーし泣いちゃってたり、かたまってた子がいたかな。

楽器遊びは、年少さんだとカスタネットと鈴でリズム打ちですが、年中さん、年長さんと使う楽器が増えて、レベルも上がります。皆、なかなか上手でしたよ。3月にヤマハの発表会が予定されていて練習しているのですが、「年長さんが大太鼓を叩いてたのがかっこよかったから」と、大太鼓を選択した子がいて、その子の気持ちがなんとなく分かりました。

お遊戯会の練習を通じて、息子が一段と成長したなと感じました。詩の朗読、劇ごっこ、楽器遊びと、自分の役割をやりきったことが自信につながったのでしょう、終わってからもぐぐーっと伸びているのを感じます。

通常、発表会が終わったらおしまいですが、幼稚園では引き続き劇ごっこで遊んでいるそうです。年中さんや年長さんの劇ごっこに混ぜてもらったり、逆に年少さんの劇ごっこに年中さんや年長さんが混ざったり、異年齢で遊んでいるとか。

お遊戯会の記念に、劇ごっこのもとになった絵本をプレゼントされ、毎日寝る前に読んでいます。いつまで劇ごっこブームが続くかな。