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34 結納

「お嫁さまへの道」第34話。

結納は、2月最後の日曜日にしました。

当日の朝、母の友人が振り袖の着付けをしに家まで来てくれました。人生最後の振り袖です。結婚式で振り袖を着たいと言ったら母から却下されて、着たいなら結納で、ということでしたので、結納で着ることにしました。成人式で着たものではなく、妹やイトコたちの結婚式で着たアンティークの振り袖です。とても気に入ってたのですが、これで着納め。帯を飾り結びにしてもらうことも、もう無いかな。

準備万端のつもりだったけど、気持ちが焦っていたようで、もう少しで婚約指輪を持っていくのを忘れそうに。。着物用の慶事バッグを自宅から持ってくるのも忘れていたので、いもーとちんから借りました。実家と自宅にそれぞれ物があるのは、こういうとき不便。

約束の時間より早めに行きましたが、お店の前では、すでにダンナ氏の家族が待ってました。開店直後の予約だったので、開店前に結納道具の飾り付けをさせてもらえないかと尋ねたらしいけど、NGだったそうで。
ダンナ氏に婚約指輪の箱を渡して、両親と私は、ダンナ氏の家族が結納の飾りを終えるまでお店の外でしばし待機。
「仲人さんを入れてないから、バタバタするのは仕方ないわなぁ」と母。
ホテルで結納式をしたら、進行してくれる人がいたりするみたいですが、今回は当事者だけで、「前に結納やったのはいつの話や?」なメンバーだったから、かなり手こずったようです。

準備が終わったら、ダンナ氏が呼びにきてくれて、部屋に入ります。ここからは口上が終わるまでは私語なしです。

ダンナ氏のお父さんが口上をやってたけど、たどたどしくてお母さんが見ておれなくなったようで、途中からお母さんが横から口出ししつつ、なんとか終了。父が受けの口上をして、目録を受け取って、無事に儀式?は終了。終わったタイミングでお店の人に食事を運んでもらえるようお願いして、ここからは会食。

結納には、婚約指輪をはめてもらう場面はないのですが、せっかくなので、ダンナ氏に指輪をはめてもらいました。後で気づいたのだけど、指輪の箱が裏表逆に飾られてました。どちらも水引が豪華になってたもんねぇ。

会食が終わったら、全員で結納道具を片づけて終了。外に出たら、両家顔合わせか何か、そういう風情の人たちが何組かいました。お日柄が良かったもんね。

せっかくなので、ちゃんとした写真屋さんでダンナ氏と二人の写真を撮ってもらおうと、ホテルの写真室へ。振り袖でしたので、柄がちゃんと見えるように整えてくれました。ポージングもあれこれ注文つけられて、ダンナ氏は慣れなくて大変だったみたいだけど、できあがった写真を見て、ちゃんと写真室で撮影して良かったなぁ、と思いました。

この日は、振り袖でしたから写真を撮って、お茶したらそれぞれの実家に帰りました。

私は実家に帰ってから、結納道具を床の間に飾り付け。その時にしか使わないものではあるけれど、こうやって準備をしてもらえてありがたいなぁってしみじみしました。

当初は、結納なんていらないって思っていたけど、ちゃんとやってもらって良かったです。これで、ダンナ氏とは正式に「婚約関係」となりました。

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