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おおかみこどもの雨と雪

ツイッターで「おおかみこどもの雨と雪」についてのTLを見かけて気になったので観にいってきました。

細田守監督作品は、これまでにも評判は聞いてたけど、実際に観るのは初めて。

母親である「花」と「おおかみおとこ」の出会いから子どもたちの誕生、13歳までの成長を描いた物語です。別の映画の時に、この映画の予告編を観ただけで、涙が出てしまって、ちゃんと観ることができるかしら?と思いながら座っていました。

娘の「雪」によるナレーションで話が進みます。「おおかみおとこ」との子どもだから、病院にもかからず、自分で勉強して自力で出産して、第二子の「雨」を産んだ直後に、父である「おおかみおとこ」が死んでしまう。「おおかみ」でも「人間」でもどちらでも選択できるよう、田舎に引っ越して生活を始めるのですが、最初の方は、どうにも涙が出て、どうしようもなかったです。悲しいとか、そんなんじゃないけど。

「おおかみ」と「人間」を行き来するところはファンタジーだけど、それ以外は人として生まれて成長していく普遍的な内容だったと思います。

子どもたちが成長して、それぞれ「おおかみ」か「人間」か選択していく。母親の「花」の、娘、息子に対する気持ち。思春期の始まり、気持ちの揺れ。「おおかみこども」という特化された部分はあるものの、基本は私たちと同じ。

子どもたちの成長物語でもあるけれど、母親の「花」の19歳から32歳までの物語でもある。「花」の物語で始まり、「花」の物語に戻って終わる。子どもが成長するって、こういうことなんやな、と。

映画の主題歌「かあさんの歌」は、今の私にはたまらないものがあって、エンディングで再度、ポロポロ泣いてしまったのでした。

アニメですが、風景も音楽も美しく、素敵な映画でした。