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叔母のこと

新装開店してからロクに宣伝もしてないものだから、アクセスが従来の5分の1程度、しかも、検索サイトからやってくる「通りすがり」の人もおらず、私のblogを以前から読んでくれてる人だけが今も見に来てくれてる状況なので、この際だから、好き放題書いてみようかと。(これでも、結構、オーディエンスを気にするタイプなんでね。)

久しぶりにセキララ系。しかも蔵出しエントリ。
実際に書いたのは1年ほど前です。
でも、あんまりにもセキララで恥部さらしまくりかな、とアップするのを控えていたものです。
長いから、小出しにしてみよう。

去年のゴールデンウィークに父とあれこれ話をした時のこと。
(これを書いたのは2007年だったから、去年とあるけど2年前か。)
父の妹である私にとっての叔母(時々、私のblogに登場するイトコくんの母)の話になった。

叔母も見合いを数え切れないほど繰り返しても成婚ならず、40歳を過ぎて、周りが彼女の結婚を諦めた後、ひとまわり年下の男性と職場結婚し、イトコくんを産んだという人である。

少し周辺情報を書いておくと、父方の家系は末尾に「え」をついた名前を長男ではなく、長女に与える風習がある。そして、その末尾に「え」のついた名前を与えられた長女は行かず後家になるという、ありがたくないジンクスもある。
ちなみに、叔母も私も長女なので名前の末尾に「え」がついている。
法事などで親族の名前がたくさん読み上げられる機会があると、自分を含め、「・・え」さんがたくさんおられるので、なんか笑えたりする。

話を元に戻しましょう。
祖母が早くに亡くなったのですが、祖父が生きている間、叔母は祖父と一緒に住んでおりました。祖父が亡くなった時、叔母は30代前半で、父は叔母に
「(面倒見たくないから)誰でも良いから結婚して」
と言ったらしい。(すごい兄だな。)それに対して叔母は
「イヤだ」
と返したんだそうな。(正直やなぁ。すばらしい。)
30年前の30歳は、立派な「いき遅れ」ですよ。。

さすがの父も、妹を野ざらしにする訳にはいかないと思ったらしく、仕方なく、叔母に住むところだけは保証するとマンションを買い与え、ただし、食い扶持だけは自分で稼げと言い渡し、叔母は親戚から役所でのバイトを紹介してもらい、それで生活をしていた。
叔母は決してバリキャリなんかではなく、バイト先が役所だったから堅い感じがするけれど、立場的には今でいうフリーターであった。

叔母をなんとか結婚させようと、親類一同があれやこれやと縁談を持ってきては見合いをさせていたのを私はずっと見てきた。
母がよく「何が悪いって訳じゃないけど、フィーリングが合わない」だなんて、
と、よくこぼしていたのを覚えている。
父も「背が高いのが良いって言うから背が高いのを紹介してもらったら、背が低い方が良いって言うし、ほっそりしている方が良いって言うからそういう人を紹介してもらったら、ぽっちゃりしてる人の方が良いって言ったりするし。振り回されたわ。」
と、今では笑い話なんだけど、そんな話をよくしていた。

叔母が40歳を過ぎた時、皆さすがに「もう一生独身で過ごすのでしょう。」と、叔母の結婚を諦めてしまった。
ところが、ところが、である。
叔母は結婚したい人がいるとひとまわり年下の今の叔父を連れてきたのであった。

結婚してくれるなら誰でも結構、持ってけドロボーかと思いきや、父はあまりに若い叔父を見て(叔父は当時31歳だったと記憶している)、
「結婚詐欺じゃないか」と疑ったのであった。
叔父は職場で隣の席だったそうで、何がキッカケか知らないけど、意気投合したらしい。

バブルがはじけるかはじけないかの時期、世間は三高の男を求めるのが主流で、今みたいに年下男が流行っていたわけでもないので、頑なにお互いが
「落ち着いてるから年上に見えた。」(叔母談)
「年下だと思ってました。」(叔父談)
と、端で聞いていたら苦しいことを言っていた。
(当時私は高校生だったので「あの叔母の様相を見て、30歳そこそこの自分より若いと思うなんてありえねー」って思っていた。)

とりあえず結婚詐欺ではないらしいと分かったので、お互いに結婚したいと思っているのなら万々歳ではないか、となった。そして逆に、今度は叔父の実家で叔母の年齢が問題になるのでは?とは思っていたけれど、叔父はバツイチだったので、再婚相手の女性に今さら文句をつける筋合いはないというか、再婚してくれるだけで結構、みたいな感じで、再婚相手が息子よりも10歳ほど年上であることは問題にもならず、結婚と相成ったのでした。

とりあえず、今回はこの辺で。