スペシャルオリンピックス開会式

知的障害者のスポーツの祭典スペシャルオリンピックス(略してSO)が
長野県で始まりました。
身体障害者パラリンピックは知っていたけど、恥ずかしながら
このスペシャルオリンピックスはつい最近知りました。

アテネ五輪の時は、開会式も見なかったくせに、
気になって夕方の開会式をテレビで見てました。

開会式のテーマは、
「勇気の翼を見つけた〜いま、私たちは此処に在る。大いなる翼と共に。 」
JUNICHIくんの勇気の翼がたくさん出てきて天使がいっぱいいるみたいでした。

SOの旗は、6本の手を持つ人たちが手をつないで輪になっています。
地球を囲んでいるんだそうです。
6本の手は
下向きの手は、虐げられる手
平行の手は、平等の手
上向きの手は、拡がる可能性に向かう手
という意味なのだとか。

開会式を見ていて、なんだか不覚にも涙が出てしまいました。
多分、それは大学時代に自閉症の人たちと遊ぶボランティアをしていた時
のことを思い出していたからかもしれません。
始める時に先輩から「自閉症のことを本で調べるな」
と言われて、何もしらない状態で関わり、
障害を持っていても、その人によって個性があって、すごい特技をみんなが
持っているのを知ったり、もちろん、町のど真ん中で泣きそうになった
出来事とか、いろいろあったけど、学びの方が大きかったなぁ、と。

障害を持っていたらダメなんじゃなくって、障害を持っていても、
光り輝く何かをみんな必ず持っているって、そんな当たり前のことを
知ったことを思い出してました。

実は、まだSOのことはほんのチョッピリしか知りません。
開会式を見ているだけでも、目が覚める思いを何度もして、
この機会にもっと知っておこうと思います。