" ローリー・フェス!!" ROLLY Quattro Show "@心斎橋クラブクアトロ

 「ほら、拍手券、拍手券。」
「ここは拍手券使うところですよ~」
「拍手券つこてやナンボつこてもエエねんで
が、印象的だった
ハードロック、ヘビーメタル、グラム、デジロック " ローリー・フェス!!" ROLLY Quattro Show " @心斎橋クラブクアトロ 
ライブレポでございます。

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あぁ、やっぱり「すかんち」を復習しておけば
良かった、でも「すかんち」を聴くと勝手に
身体が反応するのね私、の巻です。

東京公演がまだありますので、「続きを読む」設定にします。
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きっちり18時に始まりました。
「星に願いを」が流れてメンバーが登場。
今回のROLLYの衣装は、白い襟付のアメリカンスリーブのシャツにジーンズ、
黒いブーツ、胸元の色石の使われたアクセサリがとってもキレイでした。
それにサングラスをかけておりました。口元は黒いヒゲで、とってもワイルド。
なんだかとっても珍しい恰好だなぁ、と思って見てしまいました。
ストレートなRockテイストってのかしら。
それにしても、ROLLYのスリムなこと。贅肉ってのがみあたりませんでしたよ。
特にジーンズをはいたおみ足の美しいこと。美脚って、このことを言うのね、
と、足フェチじゃないけどライブ中ウットリ♡

メンバーが出てきた瞬間にモッシュならではの押し寄せがあったけど、女子ばっかりでしたし、そんなに混んでもなかったので、最初の一撃の後は押されることもなく快適に見ることができました。押しつ押されつで見るのもあれはあれで楽しいのだけどね。

セットリストはちょっと作れません。
別のROLLYファンの方が作ってくれることでしょう。。
知ってる曲が多かったけど、曲名を知らなくて。

最前列は恥ずかしくて2列目みたいな位置を確保していたので、すっごく近くでしっかりと見ることができました。
ROLLYの指だけじゃなくて顔でも弾いてるギターはサイコウ。
ギターを弾いてる時の指の動きを見ていたら、クラクラしそうでした。
ROLLYの指ってとっても素敵なんですもの。
というか私、メガネ男子フェチでもあるけど、指フェチな部分もあると最近、自覚しつつあります。手つきとか指の動きとか、見てたらたまりませぬ?。

・・スミマセン、レポから話がずれました。

全体的に、本当にお三方が楽しそうに演奏しておられたのが良かったです。
佐藤さんってずーっとニコニコしておられてカワイイ人でした。
ひらっとさせたシャツの裾をスカートの裾よろしく指先でつまんで
「Thank you very much!」
って言ってる姿なんて、とってもとってもキュート♡
オバリンも、ROLLYと一緒にやるのが本当に好きなんやなぁって感じで。
私、オバリンのドラムがとっても好きなので、オバリンのドラムに佐藤さんのベース、それにROLLYのギターというシンプルなスリーピースがこんなに堪能できるなんて幸せでした。テクニックの幅がとても広くて、スリーピース・バンドとはとてもとても思えない音の深みや重厚感がありました。
いやぁ~、大人のロックでございましたよ。
それも、いろんなロックを聴かせてもらいましたです。
本当に本当に幸せな時間でした。

毎度おなじみ「セニョール、セニョリータ。。」から始まって、メンバー紹介で、ROLLYがオバリンと佐藤さんを紹介して、自己紹介を飛ばしたら、即座にオバリンが
「ギターとボーカルは、ローリー寺西
なんて紹介して、思わず後で
「あ、今はROLLYやってんな」
だって。ついつい、すかんち時代のクセか「ローリー寺西」って言っちゃって佐藤さんまで「ローリー寺西」って言ってましたよ。

今回は爆音トリオだから、すかんちの曲は期待してなかったのだけど、期待以上にやってくれました。「ダブルダブルチョコレート」は未だに買い戻せてないから「ダブチョコ」からの曲がもっとあったかも?です。
2曲目で「109で待っててよ」
キーボードの間奏やShima-changパートのところもROLLYが歌ってましたね。
あんまり期待してなかった、すかんちナンバーがいきなり聴けて私は大喜び。
続けて「ラブレターの悲劇」
去年の6月と同じく、途中で源氏物語が入るのだけど今回はアッサリ目でした。

今回は爆音トリオの初めてのライブってことで
「みなさんは歴史的瞬間に・・・・」
と、言いながらセリフを噛んで最後まで言えなかったROLLYがお茶目でした。

「まだ、お客さんよりも我々の方が楽しんでる」
「今日は男のロックの日なので、男性は頑張って。今回は入れ食い状態っていうか、男性一人あたり女性らしきものが20人から30人。。」
とか、言ってましたね。

「13階の女」をやってまして、何度聴いても良い曲やなぁと、またしみじみ、
この後、「どんどん歌っていこう」
ってROLLYが言ったらオバリンが
「みんな曲知らんから歌われへんって」
と後ろからツッコミ。
「ほとんどの曲、知らなんやろ。さっきの『13階の女』はこの前のすかんちの時にやったから聴いたことあるわって思ってたやろ」
なんて言ってました。
ROLLYも去年のすかんち再結成で客が戻ってきたのを十二分に承知して、そのあたりを大変考慮して選曲してくれてるってのがよく分かる構成でした。
ってか、オノレもすかんち再結成で戻ってきた1人やんけ。。

その時、佐藤さんが
「話に水さしてもいい?」と言って
「どんどん歌っていこう、とかいって、やってる曲と全然違う曲をお客さんが歌ってたらおかしいなぁ?と思って」
なんて発言してました。なかなか面白いこと考えますよね。
ROLLYは、「それも全然オッケー」って言ってたかな。
そして始まったのが、
「ウルトラロケットマン
「おまえは俺のもの」
どこかで「グッバイルビーチューズデイ」
とにかく1曲が長いっていうのか、他の曲をやってると思ったら、気づいたらまた戻ってるっていうか。
そんな遊びがとっても楽しいのですけどね。
遊べる余裕がまたカッコイイというか。
「おまえは俺のもの」は、うっとりだったなぁ。
正面きって、ROLLYに言われたら私、マジで失神しちゃいますから。

盛り上がってきた?ってところで、本編は終了。
え?っ、短すぎ!って感じ。
でも、アンコールでいろいろやるんだろうなっていう期待感もあり。

アンコールでは、ギターを持ち替えて「マンゴージュース」
ROLLYテンホールズを出してきたので、何を使ってるのかな?とじーっと眺めてしまいました。ブルースハープじゃないな。
多分、HONORじゃないような気がする。なんとなくだけど。
ギターも弾けて、ウクレレも弾けて、テンホールズも吹いちゃうROLLY本当に尊敬してしまいます。
音作りが本当に上手よなぁ。。と、テンホールズ吹いてる時は、思わず耳が違った私。

大阪特有?の客からのツッコミは今回もアリ。
「『HE IS SO FINE』やって~」
のリクエストに

「今回は弾き語りやないのに。。」
と言いながら少しやってくれました。
佐藤さんも
「なになに?『HE IS SO FINE』?オケッ」
って。
全然リハでもやってなかったでしょうに、少しでもできるのがさすがプロ。
あとは、「ピンクレディーやって~」の声には
「8月の(チェルシーマーケット)時にやるからね」だって。

それから、このバンドもっと続けていきたいな、みたいな感じで
「じゃ、バンド名つけよう」
って話になって

「もう、変なバンド名には懲りたから」と言いつつ
「『マンジ』とかどう?」
なんて言い出す始末。その後、変なバンド名の話で盛り上がり、佐藤さんの「兄弟船」もなかなか笑った。
「じゃ『ザ・マンジ』は?」に佐藤さんが
The ManzaiのAが抜けただけでしょ」
と返してたのが良い感じ。
個人的には「ジュマンジ」みたいって思ってたんですけど。


1回目のアンコールは、まだ続けていくぜ!な感じなのに終了。
オバリンが「あれ?終わっちゃうの?」ってな顔してたのがご愛敬。
2回目のアンコールは、佐藤さんのチェロから始まりました。
クラシックのコンサート会場みたい。
途中でROLLYが後ろからそっと出てきて、沸き立とうとした客席に対して
「静かに」の仕草。その後、チェロと一緒にシャンソン?歌ってました。
その後、オバリンが再登場して再びRock!
「スカンチン・ロールショー」やってくれたのが嬉しかったなぁ。
あの曲、大好き。

最後はオバリンがスティックを客席に投げて終了。
いやぁ、楽しかったぁ。

「また必ず、このメンバーで会いましょう。」
って言ってたから期待してます。
今回の大阪、東京公演だけじゃ、もったいなさすぎ。
アルバムだって作ってほしいですわ。

大阪は8月末のチェルシーマーケットでの弾き語りなんだけど、残念ながら行けないですね。21時から始まるオールナイトのイベントでROLLYが何時に出るか分からないし。。それに翌日はB'zのライブなんですもの。
ちょっと歳が歳なので、オールした後にまたライブってのはキツイっす。
なんで、チェルシーマーケットは涙をのんで諦め、次は10月末の青山劇場でーす!