お江戸出張珍道中記

今年に入って、関東方面への出張が頻発してまして、2週間前に横浜出張したばかりだけど、お客様のお呼び出しにより、またまた東京出張。もちろん日帰りの弾丸出張です。

朝からツイッターのTLを追ってると、東京はダウンを着ようか、
というほど寒いそうなので、スーツの上にコートを着なくては、
と思っていたのに、スーツのジャケットを着たら、うっかりしてコートを忘れて出かけてしまいました。
途中で、なんか寒いなーって思ったけど後の祭り。
ストールをグルグル巻きにしたら、なんとかしのげる感じ。
新幹線の車中かお客様の会社の会議室にほとんどいて、外にいるのはほんの僅かな時間なんだし、我慢できるでしょうと。

行きの新幹線は、改札口でまず、中国か台湾か、といった風情の団体客に遭遇。
自分たちが乗る新幹線がやってきたら、どうやら該当車両全体に中国人団体客が乗っていたようで、
「発車しまーす」
のアナウンスが出てるのに、まだ降車が終わっていない状況。
「前方車両、乗車中です。」
の補足アナウンスが流れる中、私たちが乗る車両だけなかなか乗車が完了しなかったのでした。
新幹線に乗ったら、通路を挟んでいたけど、両隣に上司がいて、しかも二人ともPC起動して仕事をしていたにも関わらず、爆睡してしまった勇気ある私でありました(^^;

東京についたら、本気で寒かったです。
しかも雨降ってるし。。

お客様との打ち合わせは1時間程度で終わり、東京到着して2時間後には当初予約していた新幹線を変更して再び大阪行きの新幹線。
ここでまた、爆睡する私。
帰社してから忙しいってのが分かっていたので、ここでエネルギーをチャージしておこう、という目的があったのですよ。(と、一応、言い訳)

名古屋でたくさん人が降りていき、代わりに乗り込んできたのは、また外国人団体客。会話を聞いていると、どうやら東欧系の言葉っぽい。
ロシア人じゃない?と上司。
このロシア人たちは、興奮しているのかして、それはそれはやかましくて寝てはおれなくなりました。途中、歌を歌い出したりして、「世界の車窓から」を見てるみたいでした。
そこに車内販売のお姉さんが登場し、ロシア人団体客の興奮はマックスに。
団体客の中で英語を話せる人がお姉さんにいろいろ質問して、それをまたロシア語で説明をしている様子を伺ってました。
きのこの山」や「たけのこの里」などなど、お菓子をそれぞれ買い求める姿を見て、上司と
「この人達、かなりお金持ちでは?」
なんて話をしておりました。
社内販売のお姉さんが去った後、そこここで早速、買い求めたお菓子を開封し、皆で味見をして、ひとしきり盛り上がった後、やっと沈静化したのでした。
言葉は分からなくても、なんとなく何を話しているか分かることがあり、隣で上司がアテレコしていて、それがまたおかしかったのでした。

件のロシア人団体客は、飛騨高山に行ってたようで、次は京都?
と思ったけど、京都でも降りず、大阪でも降りず、どこまで行ったのかな?
なんて興味津々でした。
時期的に、研修が終わって帰る途中って風情の団体さんが多かったですね。

で、会社に戻った後、行きも帰りも爆睡したせいって訳ではないですが、どっちゃりと仕事が待っており(それが分かっていたから寝てたのです)、ほぼ終電に近い時間まで飲み食いする余裕もない状況で仕事をしたのであります。
終わったら、外は東京と同じくらい寒くて、お腹はむちゃくちゃ空いてるし、疲れ果てて歩きたくないし、なんかもう、すっごく情けない状況で、でも、駅からは歩いて帰るしかなく、半泣き状態で自宅まで帰ったのでした。
一番ショックだったのは、夕ご飯抜きになったことなんかではなく、探偵ナイトスクープを見ることができなかったことだったりして。
私って、そんなもんです。そろそろ録画機器が欲しいと思う今日この頃。