You Are Everything

今年の春コン、私の1曲は、David Sanborn の「You Are Everything」で正式に決定しました。
ちょっと前のエントリでiTuneのスクリーンショットを載せてたので
そうなんだろうな。。と思っておられた方がほとんどでしょうが、
あの時はまだ私の中の心づもりでしかなかったので。
ちゃんと事務局からもOKいただきました。というか、
「今年も1曲出させてもらえそうでしょうか。OKなら、David sanborn のYou Are Everything をしたいと考えています。」
と「イヤ」とは言わせない勢いでメールして、OKを出してもらったのでした。

本当は全然違う曲を考えていました。でも、それより以前、参加するかどうか、去年の終わり頃からかなり悩んで、今年はムリ、と思った時もあったのですが、方々からいろんな声もあり、なるべく参加する方向で、、なら、どうやったら参加できるだろうか?と、頭の片隅に残しながら悩んでいたせいか、どうしよう、どうしようと悩んでいるバックで、いつしかこの「You Are Everything」が鳴り響くようになり、最終的には、理性は「どうしよう」って言ってるけど、私の中の深い部分ではすっかり選曲もしちゃってるじゃない、ということで、参加を決めたのでした。

「You Are Everything」は、現役時代最後の定期演奏会で、同期が卒部ソロで選択し、私がアレンジした曲です。当時は今のように簡単にネットで検索とかできない時代だったので、この曲のオリジナルがスタイリスティックスなんて知るよしもなく、ダイアナ・ロスマーヴィン・ゲイのデュエットがあるってことを、かろうじで知っていたような?という状況でした。

タイトルがタイトルなので、ラブラブな歌かと思うと、そうでもないのです。
多分、別れてしまった後の歌です。

今日、あなたみたいな人を見かけて、あなたによく似た歩き方をしているから、てっきりそうだと思って、彼が角を曲がる時に声をかけたら、あなたではなかった。

と、ダイアナ・ロスが歌えば、マーヴィン・ゲイ

女の子に会うたび、君と比べてしまう自分がいる、

なんて歌っております。

編成が違うから、当時の総譜をそのまま使うことは無理だけどある程度、パートの割り振りを調整したらいいかな、と思っていたけど、見直していたら、そういう訳にもいかない感じです。というのも、総譜を探したところ、写譜に出したコピーしか手元になく原本がありません。
練習をしながら変更を加えているハズだけど、最終版がないから分からない。
仕方ないですね。バラードで全編ソロだから、バックは白玉流しかと思ったら意外とそうでもなかったなぁ。

現役時代は、卒部ソロ曲だったので全編ソロでしたが、今回は前半をアンサンブルにして、後半からソロにしようかと思っています。
全部アンサンブルにしようかとも考えたのですが、それだと淡々としてしまってつまらないかな、と。曲の終盤は、ソロで切なく歌いあげてほしいと思います。
そこはもう、もっていきまくりボンバー☆で。(あ、私は指揮者だからソロしませんからね。)

今回は、ダイアナ・ロスマーヴィン・ゲイのデュエットやオリジナルのスタイリスティックスなど、いろんなバージョンを聴いてます。
サビの部分は、マーヴィン・ゲイ風味にしようか、とか、スタイリスティックスのたゆたうようなコーラスも捨てがたいか、とか思ってます。
最終的にどうするか分からないですが。

いずれにしても、私が書く曲ですから、難しくはなりません。
それだけは確かです、はい。