ペールブルーに溺れて

<Emmery Annexの過去ログ>

オーラ・ソーマ・コンサルテーションで、
「無人島に1本だけ持って行くならどのボトルですか?」
と問われて2本目に選んだのがペール・ブルーとクリアの
「Peace in the New Aeon(新しい時代の平和)」
無性に、このペールブルーを心に抱きしめたいと思ったのだった。

f:id:Emmery:20050510013148j:plain

この青から何をイメージしますか?
と問われ
「深い悲しみ、かな?」
と答えた私。

このペールブルーは、
男性性
平和
空や海に境界線がないように、自分もその一部だというつながり
なんてことを意味したりするらしい。
そしてこの2本目のボトルは、「課題のボトル」と言われる

上がクリアのボトルは、下の色の意味を強調するらしい。
そして、ボトルが意味する課題が終えたと選ぶことが多いらしい。

どうやら私は「平和」の学びを終えたらしい。
この「平和」も、人によって捉え方が違う。
南国の暖かい島で気ままにのんびりと過ごしていても平和だと思えない人もいる。
毎日の生活が苦しく、周りの環境が劣悪であっても平和だと思っている人もいる。
私にとっても平和ってなんだろう。心安らかなこと?

人は平和を学ぶために、平和な場所に行くのではなく、平和ではない場所で
苦しい思いをしながら平和の大切さを学ぶ傾向があるという。
「あなたも、そうやって苦しい思いをしながら平和を学んできたようですね、
そして今、このボトルを選んでいるということは、その学びも完了して、
どんな場所にいてもあなたは平和でありつづけることができるように
なったのではないですか?」
とプラクティショナーが言う。

あぁ、そうだ。
このブルーが深い悲しみに見えたのは、私が平和を学ぶために
平和じゃない環境に身をおきつづけてきたからだ。

深く深く、光も音も届かない海の底で一人漂い、
地上に上がっては砂漠で一人、いつまでたっても明けない夜を
焦燥の思いで暗黒の空を眺めていた。
海も空も深く、青く、暗く、私は一人だった。
自然の中にいて、自然の一部となれず、自分とは何かと自問していた。

悲しすぎて涙も出ないような、呼吸もできないような、
そんな時を思い起こす色だ。

今は、そんなペール・ブルーに溺れていたい。
深く深く、その青い色に沈んでいたい。

スペクトルの月9日 KIN27/癒しをひきつける 青い磁気の手