桃始笑/菜虫化蝶

<Emmery Annexの過去ログ>

今年の3月11日は、啓蟄の次候の「桃始笑(ももはじめてさく)」
桃が笑うように咲き始める時候という意味です。実際に桃の花が咲くのは、もう少し先です。中国では、桃は二千年も昔から栽培され、邪気を払う聖木として珍重され、桃の節句にこれを飾るのもここから由来しているそうです

3月16日は末候の「菜虫化蝶(なむしちょうとけす)」
大根、カブラなどアブラナ科の野菜類を食べる菜虫(青虫)が羽化してモンシロチョウとなる時節という意味です。「啓蟄」が「地中から虫が動き出す」という意味の節気なので、ちょうどぴったりですね。

こんな春を感じさせる暦の言葉を紹介しているのに、なんと外は雪です!
しかも積もっています。春のように暖かい日があれば寒い日もある、三寒四温の時期ではありますが、今年の寒暖の差の激しさはハンパじゃないですね。

太陽の月8日 KIN75/心を生み出す 青い惑星の鷲