ピアノな午後

金曜の晩に探偵ナイトスクープで、おばあちゃんのピアノで津軽海峡冬景色を弾きたいという「ピアノを蘇らせて」というネタを見たせいか、先週、大江千里のコンサートを見たせいか、その辺りはよく分からないけど、久しぶりにピアノを弾きたくなった。

我が家のピアノは、シャンソンを歌う母が時折、音程確認のために鳴らす程度というかわいそうな状態。かつては私や妹が毎日練習で弾いてたのにね。

前回弾いたのがいつだったか分からないくらい前なので、まずは指をならすために、ハノンを少々。鍵盤をおした瞬間、ピアノの鍵盤ってこんなに重かったっけ?って思いました。すぐに慣れたけど。
弾いてないと指がなまってしまってます。
どんなに毎日こうやってPCのキーボードを叩いていても、ピアノの鍵盤とは違います。

指ならしの後は、曲を。
この前のライブで聴いた大江千里の曲とか。
中学生や高校生の頃、何度も弾いて歌った曲はピアノを弾くと自然と口から歌も一緒にでるものですね。

そして十八番のチェック。
「芸は身を助ける」じゃないけど、どこかでピアノを弾いてと言われた時に、さっと披露できるようなものを1曲持っているとカッコイイ、ということでひとつ持ってるのですけど、あまりに、あまりに長く弾いてなかったから「さわりだけね♪」と言ってごまかしたくなるレベル。
これじゃイカン、と、しばし練習。毎日やらなきゃ意味ないんだけど。
ちなみに私が十八番としているのは映画「ピアノ・レッスン」の「The Sacrifice」。きっと聴いたら、「あー、あれね」って感じの曲。

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 我が家のピアノです。

え、ピアノが白いって?
そうです。
我が家のピアノは白いのです。
皆と同じものを持ちたくないと母が白いピアノを買ったのです。
独身時代は赤いグランドピアノを持っていたらしい。(母はピアノの先生だったのです。)