三度目の定演

師走も折り返し。
さすがの私もかな~り疲労をにじませつつ。。になってきまして、書きたいことはたくさんあるけど、ちょっと滞りがち。
発表会のネタでもう一つ書こうと思ったけど、先にハモソの定演のことを。

13日の発表会の後、関学ハモソの定演を見に、忘年会をパスして、M松さんと二人、川西のみつなかホールへ。
今年の春コンにM松さんは参加されなかったので、実は1年ぶりの再会でハーモニカのことやハモソのことなんかを道中アレコレお話ししてました。
M松さんと知り合ったのは2年前の定演だったので、あれから丸2年ですか~
なんて時間の過ぎる速さに驚いたり。

みつなかホールは初めて行くホールだったので、どんなところかな?と思っていたら、元々クラシック用のホールらしくて、音の響きがアルカイックホールオクトと比べると良いよ、とのこと。コンサート全体を通じて、確かにアルカイックみたいに拡散することなくて良い感じがしました。

過去2回の定演は、一人でひっそりと見ていたのですが、今回はM松さんと一緒に行ったこともあって、関学のOB&OGさんと一緒に見ました。
ステージの上にいる現役達も、私の知っている人たちがいっぱいで、
私自身もこの2年の軌跡を見た気がしました。2年前に初めて見に来た時、まだ私がOBバンドに参加するとは決まっておらず呼ばれたから仕方なく見に行った、みたいな感じで、でも、演奏を聴いて「ハモソの音楽だ」と感じ、懐かしさと、同志社ハモソが現状、休部状態になっている淋しさや無念さ、現役当時のあれこれを思い出して悲喜こもごもでポロポロと涙を流しながら聴いてました。
大げさでなく、あの日を境に私の音楽人生が変わってしまったのですが、(まさか卒部して10年以上経って、母校以外のハモソのOBバンドで自分が演奏するだけじゃなく、指揮者をすることになろうとはねぇ)あれから2年があっという間に過ぎて3年目を迎えようとしている今、知らない人ばっかりだった場所が、知ってる人でいっぱいの場所になり大好きなハモソにもう一度参加することができている自分は、なんと幸せなのだ
ろうかと。

あ、話が違う方向に走っていった。

今回は自分も発表会で演奏した直後ということで、妙なテンションでおりまして、冷静ではなかったです。コンサート全体は、よくまとまっているなぁ、と思いました。でも、どうしてもハモソの宿命と言いますか、PAの音のバランスが致命的な部分がありました。それは10年以上前に私が現役だった頃から変わらないことです。聴いていて、ソロがバックに埋もれてしまっていて、
「もっとソロマイクの音量上げて!」とか
「あぁっ、バックがやかましすぎる。。」とか
感じてしまうところがところどころありました。
ただ、これは先に書いた通り、ハモソが始まってからずっと続く課題であり、どのコンサートでも発生していることだと思います。

毎回思うのは、今は自由で良いなぁ、ということ。
私が現役だった頃も、自由にやろうとしていたけど、枠にはまっていたというか枠にはめてやろう、といったところがあって、自由じゃなかったと、振り返ってみて思ったりする。もっと好き勝手やったら良かったのにーって。

コンサートを観ながら、自分が現役だった頃のことをアレコレ思い出して胸が痛むこととか、相変わらずあったのですが、元気をもらいました。
コンサートが終わった後、もし同志社にもハモソがあって、その定演だったら、、などと物思いにふけっていたら、同じアルト・ホルンの4回生ちゃんが私を見つけて、わざわざ挨拶にやってきてくれて、なんて嬉しいことでしょう、
と、私の方がウルウルしてしまいました。

来年の春コンは、みつなかホールで開催ということで、また皆で演奏したいという気持ちはとってもあるのですが、
いつからか分からないくらい、ずーっと仕事が忙しい時期が続いていてかなり疲れているせいもあるのでしょうが、
「3年は頑張ろうって思ってたけど、このままだったら来年はもう頑張れないかもしれない。」
と、秋口くらいから、ちょっとこぼすことがあり、実際、今もどうしようかと思っているところがあるのですが、もう一度、私の中にある情熱に燃料を入れてなんとか皆をひっぱって走って、、いけるやろか。
同志社ハモソの現役復活は、私の悲願ですので、それを思えばここでくじけている時期ではないのは重々承知なのですが、この2年、焦っても仕方ないと思ってはいるけれど、母屋のない難しさというか、前進している感が持てなくて。
後方支援もありがたいのですが、「頑張ってね」じゃなくて「一緒に頑張ろう」って言って動いてくださる同大ハモソOB&OGの方を大、大募集しています。

なんだか、私のぼやきで終わってしまった。
いつものことか。