チョコレートから

バレンタインデーですね。
最近は、本命とか義理よりも友チョコってのが流行なんだそうで。
私もずーっと前から自分用にも買ってました。
この時期にしか手に入らないチョコレートってありますものね。

今年は、忙しかったのと体調不良&テンション低すぎでバレンタインデーのチョコ売り場に近寄れなかったEmmeryです。
頑張って行ってみたんやけど、入れませんでした。
彼氏も今となっては、バレンタインデーにチョコレートおくれ、
とは言わないし。
(とはいえ、「今度そっちに行った時に買うちゃるからな」
って言ったら喜んでた)


で、今日はチョコレートの話で知っておいて欲しいことを少し。

チョコレートの原料であるカカオには労働搾取された人たちの汗と血と涙が入っている、ということ。
全てのカカオ農園がそうではないですが、カカオ農園の労働者の中には流通手段を持たなかったため、仲買人に作物を売るしかなく、悪質で搾取的な価格で買いたたかれたり、計量をごまかされても抵抗できないでいたり、日本のような経済大国による厳しい価格要求に応えるため、低賃金で劣悪な環境で働かされている人たちもいれば、労働搾取されている子どもたちもいます。多くの奴隷的労働によってカカオの生産が支えられています。

記事自体は古いものの、あちこちで引用されているメルマガがあります。
詳しくは、「奴隷解放チョコレート−子供たちの血と汗と涙が入ってます」
を読んでみて下さい。
(こういう記事なんだから、「子供」じゃなくって「子ども」にしてほしかった。。)

そういったことをなくす為に、適正な価格で商品取引することで、労働者の生活向上を支えよう、と「フェアトレード」運動が始まりました。
日本でもあちこちで目にするようになったと思います。
有名なところでは、People Treeがありますね。
私はストイックに「フェアトレードのチョコじゃなきゃ!」
みたいなことはしてませんが、買える時はなるべく、
フェアトレードの製品を買うようにしています。
チョコレートだけじゃなくって、雑貨でも何でも、ですね。

日本のチョコレート熱が子ども奴隷労働を増やさないことをその熱が少しでも多くのフェアトレードのチョコレートが購入される方向に動き、労働者の賃金と生活水準が向上することを祈りながら、バレンタイン商戦を見ています。