防火管理者講習(その2)

前回は、防火管理者講習に興味を持ったキッカケの話だけになりましたが、今回はその続きです。

消防法の規定により、多数の人を収容する防火対象物には、防火管理者を選任し、防火管理上必要な業務を行わせなければなりません。
マンションも、多数の人を収容する防火対象物です。という訳で、防火管理者が必要となります。

防火管理者は、防火管理者講習を二日間受講すると資格をもらえます。試験はありません。私が防火管理者になることを引き受けたのは、年明けすぐの話だったので、その頃はまだ4月になれば息子は待機している無認可の保育園に入れるだろうと安易に思ってましたから、2日間の講習も問題なく受けにいけるとタカをくくっておりました。

が、保育園激戦区のため、リーズナブル無認可の一歳児枠が4月に空くことなかったのでした。(現在も待機中、というか、忘れられてるような気がする。。働いてないからいいけど。。)

4月になっても保育園に入れないと分かった時、夏にマンションで避難訓練が予定されていたので、大急ぎで息子を預かってくれる保育園を探しました。
いつも預けている保育園だと、二日で3万円はかかるだろうからNG。
講習会場の近くにある保育園をみつけ、一時保育のお願いを1ヶ月前にしました。
本来は1週間前に受付らしいのですが、「どうしても、という場合は、、」ということでしたので、その「どうしても」対応していただきました。講習は1ヶ月に何度かあるので、保育園で受け入れてもらいやすい日程で決めました。
まずは保育園ありき、のスケジュールでした。

講習を受けるには、近くの消防署に電話して講座の空き状況を確認して仮予約します。
講習2週間前までに証明写真を持って、連絡した消防署に行って受付をしてもらいます。

証明写真は撮影ブースの下に息子が写らないよう押さえて、傍から見たらすごく不自然な姿勢で撮影し、そのまま息子を連れて、えっちらおっちらと歩いて消防署まで行って手続きしました。
チビ連れは、すごーく場違い感がありましたけど、これまで法務局だの、労働局だの、税務署だの、場違い感ある場所へあちこち連れてきたので、これもまた一つの経験。。
担当の方は、息子にも気さくに対応してくれて、キーホルダー型のライトをおみやげにくれました。

受講手続きそのものは、さっくりと終わり、注意事項として
防火管理者講習の二日間の講座は無遅刻、無早退、無欠席でないといけない。
例えば、初日受講して二日目都合が悪くなったら、二日目だけ受講というのはできなくて、再度初日からやり直し。
その場合は、またここ(消防署)に来て、日程調整することになります。
一回受講料を振り込んだから、資格取得まで何度でも講座受講はできます。
二日目の講座終了時には、分厚いテキストを何冊か持って帰ってもらうから、大き目のカバンを用意してね。
とのことでした。

一番心配だったのは、息子を預けての受講なので、二日連続で間違いなく受講できるか、でした。
初めての保育園、それも、いつもと違って人数の多い園で7時間預けるので、熱を出したりしたらどうしよう。。と。
そうしたら、ラッキーなことに保育園に預ける手筈を整えてから、ダンナ氏のシフトで初日が休みと分かり、初日はダンナ氏がみてくれることになりました。
保育園は二日目だけになったので、金銭的にも楽になりました。とはいえ、いつも預けている保育園と違って、持ち物に名前を全部つけないといけないし、用意しないといけないものも多かったので、それはそれで大変でした。

準備編はここまで。次こそ、講座です。