香水の時間です
「香水の時間です」は、まさしくその名の通り、香水のエッセイ集。
46種類の香りにまつわるお話が収録されています。
シャネルのNo.19や、ディオールのプワゾンといった「The 香水」なものはもちろんのこと、「ファーファ」みたいに柔軟剤やシャンプーの香りなんかも扱ってます。
香りのお勉強にはならないですが、こういう本を読んでいると、香水をつけたくなる。
心の中に棲む「19」というエッセイの冒頭に
「今夜は何の香りで眠ろうかな」と目の前に数々のフレグランスをならべて心ゆくまで迷う。
ああ、なんてシアワセなひとときなんだろう。
とあるのだけど、すんごく共感。
香水に限らず、アロマ・オイルなども含め、自分の時間を過ごすために、自分のその時の「気分」の香りを選んでいる時ってシアワセだもの。
今は帰宅して、部屋に入ったら「チャンス・オー・フレッシュ」を2、3回プッシュして香りを胸に満たす瞬間がシアワセ。