ROLLY 20th Anniversary Vol.1@Mt.RAINIER HALL

8月6日のROLLYデビュー20周年ライブのレポートです。
無駄に長いので、興味のない方はスルーしてください。
それにしても、自分の記憶力の劣化に悲しくなったレポです。
大阪から東京への遠征、かつ、深夜23時からのライブということで、かなり疲れていたのもあるけど、曲名が記憶からスッポリと抜け落ちてしまってるのが多くって。
代わりに、トークは覚えていることが多いので、そちらをたっぷりと。

続きを読む設定にしておきますね。
では、スタート!

会場は、渋谷にあるMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
渋谷の109の隣にあるビルです。
「109で待っててよ」を思い出さずにおれません。
ベタに「109で待っててよ」を演奏してくれるかな?
と思いながら会場へ。

今回のライブは、限定300名。
開演が23時と非常に遅い時間帯で、公演後にアフターパーティがあるという代物。
ライブ、アフターパーティ、おみやげ付きでチケットのお値段2万円。
私の場合、プラス東京への旅費がかかるので、なかなか勇気のいるものでした。
が、春の青山円形劇場のコンサートをパスしたし、今回のメンバーがROLLY永井ルイ小川文明、小畑ポンプと知って、これは絶対に行かなくては!
となりました。ほとんど「すかんち」ですからね。
すかんち、もしくはRock ROLLYあたりがメインのライブになるのであろうと思っていましたが、実際その通りでした。

入場の際に、おみやげの入った黒い紙袋を渡されます。
中には、ポスター、DVD、紅白まんじゅう、20周年のバッヂ。

会場は、映画館が入っているフロアのせいか、座席が映画館そのもの。
座席は端の方で、ROLLYからちょっと遠いなってな感じ。
ま、致し方ありません。
周りは、自分と同じ年代からもう少し上の年代の人たちが多い感じ。
ファンも一緒に歳をとっていきますからね。

アンコールで使うサプライズ・グッズのサイリウムが配られました。
ROLLYには内緒、とのことで、誰かが300人分、用意してくれたんですね。感謝。

23時も15分を過ぎた頃、ROLLYを待ちわびた客席から手拍子が始まりました。
そして、その手拍子うながされるがごとく開演。

1曲目は、ROLLY Midnight Show のテーマ(という名前だったと思う)
2曲目は、たぶん、Rock ROLLYの曲。

ROLLYは、身体にぴったりとした真っ白な衣装で、背中がパックリ開いてました。
ROLLYいわくのLady GAGA風のサングラス、そしてボブのカツラ。
衣装は今回の公演のために8万円で新調したらしい。
カツラも、いくつか用意していて、楽屋で一番ウケたものを採用したとのこと。
ガガと呼ばれていたらしい。カツラを直す仕草がよく見受けられました。

写真は永井ルイさんのブログでご覧あれ。

"Ladies and Gentlemen" から始まる挨拶。
16歳の時、初めて、すかんちを見た時もこの挨拶だったなーって思っていたら、
ROLLYも、「20年間同じことを言ってきた。」と。
確かにこれまで、すかんち、もしくはROLLYのライブでこの最初の挨拶を聞かなかったライブはないです。

ここで今夜のライブは、デビューしてから10年目までの曲が中心であるとあかされる。
ROLLYの前には曲順などが書いてあると思われる譜面台があり、ROLLY
「物忘れが激しくて」と言ってました。
私も、ほんと、物忘れがひどくなってきました。
こうやってレポを書いていて、曲名を忘れてしまったものが多いこと。

メンバー紹介をしているとき、「この方も同じく20周年」とオバリンが紹介されていました。
「今回のお客さんはおとなしいね。」
とオバリンが言ったらROLLY
「皆、一緒に歳をとったから」
というようなことを言ってました。
私が初めてすかんちに出会ったのは22年前で16歳。
あの頃は、おさげ髪の高校生でしたわ~

「やみくもに(お客さんがステージに)突っ込んでくるようなことはない」
ROLLYが言ったら、文明さんが
「やみくもに(ギターの)ストラップ、とれそうなんですけど。」
とツッコミを入れておられました。

そういや今回のステージ上のメンバーの場所は、
下手側に文明さん、そのちょっと斜め奥にオバリン
中央にROLLY、上手だけど、なんかちょっと離れてるっぽく見えた永井ルイさん
永井ルイさん以外は、大阪のオッサンたちなので、ボケツッコミが3名の中で素で行われている感じでした。

Rock ROLLY から「あの娘はマーメイド」
すかんちでも珍しい曲って、何をやったんだったか。。
OPERAの中の曲だったような気が。「恋の」系だったような。
サビは歌えたのに、忘れた。
ただ、私の中で「後期」と位置づけている曲だったと思う。
やっぱり、すかんちの曲を聴くと、胸に何か通り過ぎて行くものがあるなぁ、なんて思ったのでね。
この曲の時、どこかで、かなりクリティカルなミスが発生したようで、
「危なかった。4人でなんとか乗り切った」
と言ってました。私には、どこがミスだったか分からなかったなぁ。

「さらに珍しい曲、知ってる人は知ってるけど、知らない人は知らない曲」
ということで「ジャングルブッダ
テイストも全然違う、ちょっと変わった曲で、私はぜんぜん知りませんでした。
オバリンと文明さんに送られた音源がボーカルの入ってないインストだったそうで、文明さんは「なんか変わった曲やなぁ。」と思っていたとか。

今回のライブのためにリハーサルが3回あったそうで、そのリハーサルは、とにかく楽しかったんだそうな。それは文明さんもそのようにブログで書いておられました。

予想通り、今日の日のためにこの曲はあると「109で待っててよ」
Shima-changのパートはROLLYが歌ってました。
初期の曲になると、身体が勝手に動きますね。
テレクラで話した女の子と109で待ち合わせをしたけれどやってこず、
あぁ、本物の恋をしたい、と思う曲、と言ってました。

文明さんがすかんちに参加して初めての曲ということで
「恋は最後のフェアリーテール」

発売になった頃は、コミックバンドがまたしょーもない曲を。。と言われたけれど、本当は人種差別を皮肉ったメッセージソングである「レターマン」
バカにされることが多かった曲だけど、田代まさし
「この曲はメッセージソングだね」
と、この曲の本質を見抜いて言ったんだとか。
文明さんとオバリンが「何回も捕まっちゃった人」なんて言ってましたか。

ROLLYは、今回のライブでは、白いグレコのギターを使っていました。
中学生の頃にお母さんが4万5千円で買ってくれたギターで、当時は
「このギター、あまり良い音がしない」
と思っていたけど、今は非常に良い音が鳴る。
当時は楽器の鳴らしかたを知らなかったんだなぁ、と。
いきなり、永井ルイさんに同意を求めて話を振っておられました。

後半の曲は覚えてない。
たぶん、Rock ROLLYからでしょう。
やっと身体がライブ・モードで火がついてきたかな、と思ったところでROLLY
「みなさん、そろそろオシッコ行きたいでしょ?今回のライブは2部制にしました」
と15分休憩。確かに、休憩はありがたかったかも。
女子率が8割ほどのライブですと、15分では時間切れ起こしますね。

2部は、ROLLYと文明さんの二人がステージに登場。
二人のなりそめみたいなものを語ってました。
「いいとも」のROLLYのコーナーで、水戸黄門のメロディで、どんぐりころころを歌う、
というようなことをしていたらしい。それは文明さんの発案だったのかな?
それは今でもROLLYが受け継いでいると、Clasical ROLLYで、タイスの瞑想曲を「めばえ」の歌詞で歌う、というのをやってました。

2部では、ROLLYは衣装を着替えておりまして、
今度は黒のジャンプスーツみたいな服。
サイドに銀色のラインが市松模様で入ってる感じ。
後半の衣装は、文明さんのブログでご覧あれ。

2部は、ダークサイドな感じ。
まずは「Song For Heaven」
この曲だったかなぁ、オバリンがとある会場でマンガに夢中になっていてステージに出て行くのを忘れてステージ監督から烈火のごとく怒られたという話をしてました。

この前、ROLLYが読み聞かせの会に出たのですが、そのときにできなかった話を読んでくれました。とってもROLLYワールドなストーリーでした。
ストーリーのベースは、「時間の言葉」やな、と思ってたら、
文明さんのピアノソロから「時間の言葉」
これは壮大な曲です。歌っていて涙が出たこともあったとか。

ちなみに読み聞かせの会は、クレヨンしんちゃんみたいな子どもがいーっぱいだったそうですよ。

これも文明さんが参加した頃、というのでやっていたのかな?
小さな音でイントロのオルガンのフレーズが聞こえてきて、
あぁ、あの曲か!と思ったけど、曲名を思い出せない。
OPERA」の中の曲のはずなんだけど、アルバムを聴き返しても思い出せない。あう。。
と思っていたら、文明さんのブログで思い出した。「虹をつかんだお話」でした。

順番が正しいか微妙だけど、Rock ROLLYから「ロデオ」をやって
すかんちの「恋のショック療法」
やっぱり初期の曲になると元気になる。。と思ってたら、
ROLLYも、「恋のショック療法」になったら、急に元気になった人がいると言ってました。
私自身も、会場を見ながら、曲に対する反応でいつ頃のファンか分かるなぁ、
と思っていたのです。私の隣にいてた人は、すかんちというよりもROLLYになってからのファンではないかなぁ。
最初に好きになった曲がいつまでも一番で、雛が生まれて最初に見たものを親と思うようなものかな、と言ってたのですが、まさにそんな感じです。

それならば次の曲も嬉しいと思うよ、と「恋のマジックポーション
すかんちを「一発屋」と呼ぶ一般人が知ってる唯一の曲ですね。
こういう曲って、振りも一緒に思い出すというか、身体が覚えてますね。

それから「ラブレターの悲劇」
これは本当にカッコイイ曲。あと、この曲は合いの手ですね。
ちゃんとはまって、スッキリしましたです。
そして曲の最後はおなじみ、文明さんとROLLYのかけあいで
この曲どうなったのかな?と思った頃に最後のシメが入るパターン。

本編最後の曲はなんだったかな。
たぶん、Rock ROLLYから「HE IS SO FINE」だったような気がする。

メンバーが出ていった後、アンコールの声があがる訳ですが、
皆、サイリウムを光らせる準備で、手拍子が控えめになりがち。
私も、ポキッと折って、一部しか光らない。。とか思ってたら、
お隣の人に「ポキポキって折ったらいいですよ。」と教えてくれて、ポキポキやってました。

メンバーが出てきて、会場全体がサイリウムの光で華やかになっているのを見たROLLYが一言。
「それは、ドンキホーテで買ってきたのか、ダイソーで買ってきたのか。」
あ、でも嬉しそうでしたよ。

アンコールは、もう一度ROLLY Midnight Show のテーマ。
ちょっと違う曲も後半ではさんでいたような。

そして「スローソンの小屋」
これはイントロのギターがカッコイイ。
アンコールで「Mr.タンブリンマン」をやってたんだったかなぁ。
これは本編だったかなぁ。忘れちゃった。

なんせ、「スローソンの小屋」の後にもう1曲やってました。

最後の最後は、「手をとりあって」
この曲は最初の方を、永井ルイさんが歌ってました。

おまけで、私が覚えているトーク集。

バナナホールに彼女と、とあるバンド(名前を忘れてしまった。。)の演奏を見に行った時、おしゃれなカクテルの名前かと思って「エビアン」を頼んだら水が出てきた。

自宅が蚊の巣窟みたいになっていて、すごくよくかまれるそうで、なんとかしようとトポスに殺虫剤を買いに行ったけど、ムヒを買って自宅でつけようとしたら、その間にまた一つかまれた、とか。

ライブが終わったら、午前2時過ぎでした。
かなり疲れていたし、一人参戦だったので、アフターパーティをどうしようか。。
と思いつつ、ぞろぞろとついていって、坂の途中で、やっぱり帰ろうと下りかけたところ、今回の公演で配られたおみやげの袋を持った人が続々と坂をあがってくるのが見えて、やっぱり少しでもいいから参加してみようと、会場のクリストン・カフェへ。

ステージがあって、マイクなどが準備されているので、ここでも歌うのかしら?
と思いつつ、ステージはあまり見えないけど、とりあえず空いているテーブルにポツっと座っておりました。人見知りなので、こういうシーンでは、結構ダメなんですよね。。

続々とライブ会場からお客さんが移動してきて、なんとなく、一人参戦女子のテーブルになり、ROLLYについて話をしてたら、すごく楽しくて、やっぱり来てよかったと思いました。

3時半頃だったかしら、メンバーがやってきました。
ROLLYのPCに入っている音源で、カラオケ&大阪のオッサンたちのボケツッコミ大会みたいな感じ。
あぁ、これが元ネタなんだ、と思うシーンがあったり、こんなところで「パルナス」や「チェルシー」のCMソングをフルで聞くことになろうとは、とか。
Name of Love が聴けたのは良かったなぁ。
(イトコの槇原敬之が作詞作曲したやつ)
あと、オバリンが「プレゼント」を歌ってたり。

それはそれで楽しかったのですが、いかんせん、疲れが激しくて4時半くらいでリタイアしてホテルに帰って爆睡しました。
それくらいの時間って、もう空が明るくなってきてるのですね。
ROLLYがコンサートで「朝までおつきあいします!」と言ってたから多分、始発の頃までやっていたのでしょう。
深夜のライブに備えて寝ておけば良かったのですが、せっかくの東京ってことで、ライブ前に友人に会って食事したりしてたのでどうにもこうにも。。でございました。

今回のライブは、Vol.1 となってたからには、Vol.2 があったりするのかしら?

という疑問文で締めてみたり。