SHINOBI

角座に「SHINOBI」を見にいってきました。
本当は、「メゾン・ド・ヒミコ」を見たかったのだけど、ミナミよりも
北上する気力がなくてミナミ止まり。
どちらもオダギリジョーの映画ですね。

探偵ナイトスクープの西田局長じゃないですが、
号泣する準備はできてるぜー!とハンカチ片手で臨みました。
冬に見た「あずみ2」で号泣してしまったから、さぞや。。と思ったのですが、
号泣映画ではありませんでした。

原作の山田風太郎甲賀忍法帖」にも「甲賀ロミオと伊賀ジュリエット」
という章があるそうで、ストーリーはまさにそのままです。
甲賀の党首と伊賀の党首の孫同士が相手の素性を知らずに恋に落ちた後、
徳川家康の密命を受けて、伊賀組と甲賀組の忍者5名同士が闘い合うことに
なるのですが、それぞれの頭が恋に落ちた二人で、愛し合っているけれども
殺し合わないといけない二人の運命はいかに!という物語です。

見ていて切ないお話ではありますが、ああいう修羅場においては、
女の人の方が精神的に強いのかな、と思いました。
「あずみ2」でも、最後まで戦い抜いて敵の前に一人出て行くのは
あずみだったし。
おぉ、これ以上書いたらネタばれするので止めます!

かおりんも書いてるけど、忍がネイルってどうよ。。とか
オダギリジョー仲間由紀恵のプロモーション映画やん、
ってツッコミもあるけど、全体的に美しい映画だったんで、それで良し、と思います。

個人的にはもっと涙腺が壊れるくらい泣きたいモードだったので、
そこまで泣ける映画じゃなかったのが残念。。