日食

<Emmery Annexの過去ログ>

前のエントリで「日食でもあります」とさらっと書いて、その時は自分でもあまり気に留めていなかったのですが、あとでよく調べたら、残念ながら日本では見ることができなかったのですが、アフリカとヨーロッパの一部では金環食を見ることができたのですね。

金環食とは、月と太陽が重なり、月で太陽が隠れて金色の輪だけが見える日食で、ダイヤモンドリングとも呼ばれます。
日本でこの現象を観測できるのは2012年5月21日の京都なのだとか。
同じ日本でも緯度が違えば同じものを見ることができないのです。
日食が起こること自体かなり珍しいのに、太陽がリング状に見える金環食は非常に珍しいのだそうです。2012年も関西に住んでいたら京都は近いから金環食を見にいってみたいですね。

ちなみに太陽を全て覆い隠してしまう日食を「皆既日食」と呼びます。
この時の太陽は月の背後を見ているため黒い太陽になります。通常はまぶしい光で見ることができない太陽コロナを見ることができるそうです。
こちらも非常に珍しい日食です。次はいつ日本で見ることができるのかしら。

金環食の意味は、光と闇の統合だそうです。
真の意味で光と闇を統合するためには、闇を知る必要があり、表に出してきた闇を直視し、自分の一部であると認めることで、闇は光へと転化していける、そこまでの境地に至らなくても、その闇があることを恐れたりせず、また、闇があると自分を貶めるような感覚に囚われることなく、ただあると認めたらそれで良いんだ、という記事を読みました。

誰にでも闇はあります。でも闇があるからこそ光もあるのです。
私自身も大きくて深い闇があることを自覚しています。
それも今の私を形作っている一部でなくてはならないものです。
少しずつ大きな闇を光に転化していけたら、と思います。

どうか、ご自身の中にある闇を怖がらないでください。

電気の月15日 KIN174/受容性を命じる 白い倍音の魔法使い