SWING GIRLS

さっそく見に行ってきましたSWING GIRLS
かなり楽しみに公開を待っていたので、
一番最初の上映で見て参りました。

大学に入った時、ビックバンド・ジャズやりたーい、
とジャズやるビックバンドのサークルに所属しておった私です。
多分、自分の過去と重なる部分も少なからずあるからだと思うけど、
この映画は私の中で今年一番ですね。
「IN THE MOOD」は、1回生の夏合宿で練習したなぁ、とか
SWING GIRLSたちが初めて演奏する「A列車で行こう」は
定期演奏会で演奏したなぁ、とか、本気で懐かしんでしまいました。

SWING GIRLSたちのキュートなこと。
吹き替えなしで彼女たちが演奏しているのがホント、素晴らしい。
大半の出演者はイチから始めて、合宿したりして、
それはそれは練習を積んでの結果なので、それが胸を打つんでしょうね。
最初は聴いちゃおれない演奏なんだけど、
それでも音が出た、みんなで演奏できた、ということで喜んでいて、
どんどんうまくなっていく様子は、見ているこちら側も
嬉しくなってしまいました。

最後の音楽会は本当にシビレました。
「SING SING SING」は、とってもとっても格好良かったです。
せっかく用意した衣装を途中で置き忘れてセーラー服で演奏しているのが、
これがまたキュート。
抱きしめたくなるようなキュートな女の子たちが
格好いいジャズを演奏しているというのに、また頭がクラクラしてました。

映画を終わった後、たまらずサントラを買って、
帰って早速聴きながらこのblog書いてます。
SWING GIRLSの演奏以外もなかなか良かったです。

そして、思わず何年も演奏したことがなかった大学当時担当していた
アルト・ホルンを出してきて吹いてみました。
やっぱり最初に吹いてみたのは、1回生の夏合宿の時、
なかなかミスらずにふけるようになるのに苦労した「IN THE MOOD」
出だしの有名な部分が難しくて、何度も何度も練習して、
SWING GIRLSと同じように、唇がはれて食事の時にしみた、
とかそんなことを思い出してしまいました。
こんな風に、以前のことを懐かしい、懐かしい、なんて思うのは、
自分が歳くったからかもしれませんなぁ。

でも、映画を見た後は、こんなに気分が高揚するのは久しぶり、
てなくらい高揚しました。
もう1回くらい映画館で見てみたい!
と思わせてくれた映画でした。