秋のからだ

<Emmery Annexの過去ログ>

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋。。
秋は気候が良いので、いろんなことをするのに適している、というのも一理あるようですが、身体のはたらきも影響しています。

秋は夏にゆるんだ身体が締まる季節で、一年の中でもっとも身体と頭の両方が充実する時期なのだとか。秋を迎えた身体は、骨盤が片側ずつしまって中心に整い、下腹に気が満ちて安定してきます。そのために頭の働きが活発になって、判断力が増し、感受性が鋭敏になるのです。

でもその反面、秋になるとなんとなくもの悲しい気持ちになる人も多いかと思います。これは、内臓のはたらきの影響です。
以下は、「整体生活和の暦 」から引用です。

秋は肺臓が活発にはたらく季節で、肺臓はさびしい気持ちを引き起こす。
つまり秋は、からだからさびしい状態になっているわけです。
その人恋しさは「ひとりでいることの不足感」を強めます。
ひとりでいるのがさびしいから、パートナーを見つけるべく行動し始める。
だから、秋になると人肌のぬくもりが恋しくなるのは自然なこと。

人間には動物と違って発情期はないですが、恋愛モードに入ってしまうからだの機能があるのですね。こんな風に書いてしまうと、興ざめでしょうか。。

これから冬にむけて寒くなっていきますが、寒くなると唇や皮膚が乾いてかさかさになったりします。これを防ぐためには、十分な水分補給が大切です。この時期にしっかり水分をとらないと、背骨がカラカラになってしまい、冬場、からだが冷えやすく、寒さを感じる体質になってしまうのだそうです。だからといって、水をそのまま飲むのも大変ですから、水分の多い温かい食べ物でからだをうるおすようにしましょう。

今回は、以下の本を参考にご紹介しました。

整体生活和の暦

整体生活和の暦

  • 作者: 寺門 琢己
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本
 

 

女性のからだの整体法―からだの悩みを解消する6つのテーマと四季のお手入れ

女性のからだの整体法―からだの悩みを解消する6つのテーマと四季のお手入れ

  • 作者: 野村 奈央
  • 出版社/メーカー: 七つ森書館
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本
 


電気の月21日 KIN180/生命を解き放つ 黄色いスペクトルの太陽