霜降

<Emmery Annexの過去ログ>

10月23日は24節季では「霜降(そうこう)」です。
「暦便覧」には、「つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也」とあり、
「露が寒さによって霜となり降り始める頃」という意味です。
暦上で、秋は「初秋」「仲秋」「晩秋」の「三秋」に分けられるのですが、10月8日の「寒露」から立冬の前日まで今の時期は「晩秋」です。
「晩秋」は「季秋(きしゅう)」とも言います。秋の深まりが実感できる頃で、野原ではコスモスが見ごろです。そろそろ紅葉も始まります。

七十二候では初候の「霜始降(しもはじめてふる)」。
露が凝固して霜になるという意味です。
場所によっては、早朝に霜が降りているのを見ることができる、つまり冬の到来を感じることができる時節です。

昨日、シンポジウムとギャラリーのオープニング・レセプションに出席するため、奈良まで出向いたのですが、途中の道すがらでコスモスがたくさん咲いていてるのをあちこちで見て、可憐で美しいなぁ、と思っていたのですが、コスモスの季節だったのですね。

近所でなければ、車がないと少々行きにくい場所ではありますが、私がアメリカ時代に関わっていたアジアンコミュニティ・メンタルヘルスサービス(ACMHS, Asian Community Mental Health Service)の版画教室の作品が、2005年10月22日(土)~11月13日(日)の間、アートセンターHANAギャラリーで展示されています。機会があれば、ぜひ足をお運びください。

こころの原風景をほる
2005年10月22日(土)~11月13日(日)入場無料
アートセンターHANAギャラリー
11:00~19:00(月曜休館、日曜は17:00まで)
たんぽぽの家
〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
TEL(0742)43-7055 FAX (0742)49-5501

自己存在の月6日 KIN193/用心深さを解き放つ 赤いスペクトルの空歩く者