Gのおはなし

我が家の男ども(夫と息子)は、二人そろって昆虫が苦手です。

息子は今の季節、セミが苦手で困ります。今年はさすがにすこーしずつ、マシになってはきてますが、それでもセミの大合唱が近いと
セミこわいよー(大泣)」
となりがちです。でも、ダンゴムシは大好きなんですよねぇ。

夫は、さすがにセミ怖いはないけど、基本的に昆虫苦手らしい。

私は昆虫が好き!とは言わないけど、子どもの頃は虫採りやってました。夏休みはセミ採りやって、小さな虫かごに何匹も入れて、セミの大抗議の声を聞いてました。秋になったらショウリョウバッタを捕まえては指と指の間に挟んでいって、両手の指の間は全部ショウリョウバッタ挟んでる、とか、春はテントウムシ捕まえて腕に這わせたり、モンシロチョウを追いかけてたり、書き出してたら、それなりに虫大好きだったのかしら? 今でも、とまっているシジミチョウを指で捕まえたりします。

で、タイトルのGとは、もちろんゴキのことです。少し前に、占星術の先生に「うちでは、そのものの名前を言わないで『G』と呼んでください!」と言われたので、Gと称してます。

私は、Gが家に出たら戦闘モードに変わります。そして、基本的に逃がしません。

とある夜、私が洗濯物を片付けていると、居間から夫の雄たけびが聞こえてきたので「どうしたの?」と訊くと、壁を歩いてる大きなGの姿が。息子も夫と一緒にGを見てかたまっておりました。

私はG退治に殺虫剤を使いません。出てきた場所にもよりますが、台所だったら台所洗剤、そうでなければ掃除用の液体せっけんのスプレーを使います。いつだったか、Gは洗剤がかかったら身体の脂分が取れて弱くなると聞いて、それ以来、洗剤を使っています。

今回も冷静に液体せっけんのスプレーを取りに行き、壁を歩いてるGに向かって噴射。床に落ちたGに何度か洗剤を噴射して、動きが鈍くなったら紙でつまんでおしまい、でした。

殺虫剤を使ってた時は、Gに逆上(?)されて、自分の方に飛び込んできてちょっと怖かったりした記憶もありますが、洗剤を使うようになってから逆上されることはなくなった気がします。ちょっと弱ったGにしか会ってないだけかもなんですが。

G退治は結構得意とはいえ、Gには基本、会いたくないですね。