46 衣装打ち合わせ

「お嫁さまへの道」第46話

結婚式の準備は、3月頭の衣装合わせから始まり、和装は決まっていましたが、お色直しの洋装は5月に入っても決まっていませんでした。妊娠して、つわりが始まって、衣装打ち合わせを行ってる状況ではなかった、というのもあるのですが。

4月末に一度、母と見に行ったのですが、母の都合にあわせると、ドレスの種類があまりない状況で行くことになってしまいました。母は、シャンソンのステージに出るので、ステージ衣装としてドレスを自前でたくさん持っています。そんな都合、レンタル衣装とその値段を見て、「この程度やったら本町で、~円くらいで買える!」と、のたまうので、やりにくいったらありませんでした(苦笑)

ただ、ハッキリとモノを言う人なので、私が最初「こんな色合いのドレスが良いかな?」と思っていたものは「似合わない」とバッサリ却下。和装が赤なので、ドレスは自ずと反対色に。紺など濃い色合いの方が似合うと言われたので、いくつか試着。「これ!」というのがなかったので、とりあえず保留。白のウェディングも何着か着せてもらいました。

母と一緒だとうるさいので、2回目は、ダンナ氏のサイズ合わせの時に二人で行きました。紺色のドレスを中心に探しておいてもらってましたので、次々と試着。その中で、ベルベットのドレスが一番良かったので、決めました。ダンナ氏も「いろいろ見たけど、これが一番いいな」と二人で意見が合いましたので、即決でした。

ダンナ氏も、サイズ合わせで試着した状態で二人で並んでバランスを確認して、問題ないね、と。

これでなんとか衣装が決まり、ホッとしました。衣装に合わせた小物と下着は、別途です。