Me-imi

岡村ちゃんの9年ぶりのアルバムです!
我らが岡村ちゃん。ようこそ、お戻り、な気分。

アルバムタイトルの「Me-imi」は、「ミイミ」と読みます。
「Me-意味」で、「私である意味」を表現する造語なんだとか。
限定盤で、ジャケットのピーチマークの黄色の毛が
抜けやすいのが難点っちゃ難点か。

全体の印象としては、ライブ映えする曲中心で、
10月の大阪2daysのDATE(岡村ファンは、ライブのことを「DATE」と称す)が
楽しみになります。
去年の「フレッシュボーイ・ツアー」でも感じたことだけど、
表に出てこなかった間も、いろんな音楽を吸収して
岡村ちゃんの引き出しが増えたなと思います。
以下、少しずつ私の感想。

5!!モンキー
1曲目からライブで早く聴きたいなーって思わせてくれます。
韻を踏んだ言葉遊びみたいな歌詞が「らしい」

モン-シロ
シングルで聴いた時には違和感を覚えたのだけど、アルバムの流れで聴くと、
こんなに切ない曲だったんだ、と驚き。
この9年間ずっと既存の岡村ちゃんの歌を聴き続けて
自分の中に自分だけの岡村ちゃん像を作ってしまっていて、
新しい曲がとっさに受け付けなかったのかもしれない。

ア・チ・チ・チ
ラップ調なのは初めてかも。
戦争を引き合いにして恋愛を歌うあたり、思わずニヤリな岡村節です。

ファミリーチャイム
岡村ちゃんの青春色てんこ盛りソングです。
一番、懐かしい感が強いかも。

ミラクルジャンプ
シングル・カットされた曲。
やっぱり高校時代のバスケ部を思い出しながら作ったんでしょうか。
どこかで「あの娘、ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」
の焼き直し、と書かれていたのを見たけど、全然そんなことないです。
バスケ部ネタ、という意味ではかぶってるけど。

未完成
曲の始まり方が、DATEのアドリブの弾き語りみたいで、
「大阪Baby、元気だったかい?」などと岡村ちゃんが歌い出しそうな勢いです。
でも、内容は全然違って岡村ちゃんが一人切ない切ない系です。

軽蔑のイメージ
この曲のイントロを聴くと、すかんち
「栄光のロックンロール★キング」にすり替わってしまう。あれ?
岡村ちゃんの歌い方も、ローリーっぽくって。
でも、曲そのものはかなり好きです。

マシュマロハネムーン〜セックス
まんま、去年の「フレッシュボーイ・ツアー」からですね。
イントロ始まった瞬間に身体の中のビートがZepp大阪
正直、「セックス」はあまり好きな曲ではなかったけど、
これを聴いて180度印象が変わりました。
2曲ともSONY時代のものです。

ちょっと残念なのは、「家庭教師」における「家庭教師」
「靖幸」における「どんなことをして欲しいの僕に」
みたいな岡村ちゃんいわくの「下品な」曲が無かったことかな。
今度のDATEでは、岡村ちゃんの生「下品」を期待したい!