指揮者のひとりごとーっ

blogなんかに書いた時点で全然「ひとりごと」じゃないってのは
分かってるのですけど、私はタイトルが先行するんで。

コンサートそのものは成功だと思っているのですが、
いちおー、振り返って反省をしてみたりするわけです。
直後は冷静じゃないから、「良かった、終わった」みたいな感想しか
でないのですけど、音源を聴いたりして改めて振り返ってみようと。

自分の曲は全般的に良かったと思っているのですけど、冷静に
音源を聴いてると「あ、走り始めた走り始めた」とか思うわけです。
だからイカンってのはなく、こういうのも含めて臨場感、かな。

私はPAがなくてもメロディがきちんと聴ける曲を書く
というのを信条(大ゲサだな)にしているので、
PAにあれこれ注文をつけようと思ったことはなく、
事前にあれこれ尋ねられた時も、アコーディオンのソロの時、
ちゃんとソロが聞こえたらそれで良いです、くらいしか注文はなく、
音源を聴いても、その辺りは問題なかったな、程度のもので。

リハの時も、指揮をするのに必死で、客席に行って音のバランスを
確認してみよう、なんて意識が片隅にも発生せず(ちょっと問題か?)
でも、なるときにはなるし、ならんときにはならんし、みたいな
一か八かみたいな部分がかなり強い。

現役さんたちがまとめてくれたアンケートを見ていると、
やっぱりバックの音の方が勝ってしまってたところがあったみたい。
その辺は今も昔も変わらないようですね。
私が現役の時は、バックもだけど、中間パートがハーモニカを食っちゃう
なんてのはいつものことだったような。
それと、ガットギターの音が聞こえないとか。

今回の「ラ・クンパルシータ」は、知ってる人が聴けば
同志社ハモソの音ってこんな感じだった」
って感じてもらえる曲作りを心がけたのですが、アンケートを
読んでいたところ、通じたような気がしました。

多分、私は、私の解釈で「同志社ハモソっぽい」選曲とアレンジを
意識したものを作り続けるんだと思う。
出てきてくれはったOBやOGが、
「そうそう、同志社はこんな感じ」
って、懐かしい思いを抱いてもらえるような、ね。

今回は「ラ・クンパルシータ」という、長く受け継がれてきた
十八番を選びましたけど、次はどうなりますかね?
打ち上げでは「エル・クンバンチェロ」って声が
チラホラ聞こえてましたけど。

自分では、よーアレンジしませんけど、Funkもまたやってみたいですね。
「Chicken」とか「Funny Mae」とか。
あ、「博士の異常な研究」も良いな。
ハモソはジャンルを問わないところが、とっても良いところだと思ってます。
ジャンルを問わないというか、多様なジャンルを求められる、かな?

打ち上げの席で来年のOBバンドは50名を目指す(今年は45名かな?)
と聞いた時、酔っぱらっていて、失礼にも
「わっ、(目標が)ちっさ!」
と言ってしまった私なんですが、
そんな私の来年の小さな野望(目標?)は、
ガットギターとクラリネットの入った曲を書くことです。
あ、ベースはウッドベースがよいな。

えぇ、タイトルにもあるとおり、これは独り言です、はい。