冷や汗と共に

着物の着付けの教室の一環で、京都へ着物のセミナーへ。
出迎えてくれたのは、女性の先生。
これまでに何ヶ所かセミナーで行ったところはいずこも
男性の先生ばかりでした。
当然、自作のお着物をお召しになっているわけだけど、
これがまた素敵。
いろんな技が満載です。

セミナーでは、実際に八掛表と着物の端切れと渡されて
年齢によってあう色、合わない色、
と確かめてみる、というのがありまして、
色彩のセンスがゼロの私は青息吐息。
周りのみんなは嬉々として、
この着物だと八掛はこの色が良いなぁ
と楽しんでいるのに、一人
。。。分からない。。。
と呆然としてました。
先生がいろいろと教えて下さったのですが、
センスが無いと、あぁ、そうなのか。。で終わり。

その次は、かかっている着物と帯にあう帯締めを探す。
各人、決められた着物と帯に合う帯締めを探してくるのだけど、
これも私は四苦八苦してしまいました。
でも、たかが帯締め一本でも印象がガラリと変わるのですよ。
何種類か合わせてみて、他の人たちの選んだものと
その理由を聞いて勉強になりました。
冷や汗をかいた分、帯締めの合わせ方は少し分かってきました。
やっぱり、実践してみないと分からないものですね。

その後で、いろんな着物を着せてもらって、
特に、大正浪漫な着物に満悦した私。
さすがに歳が歳ですので、買いはしませんでしたが。
センスは悪くても、すっかり着物は道楽、な私。